タンノイHPD385のレクタンギュラー・ヨーク型です。BOXは国産で進工舎製です。特に傷はなく、美品です。1975年に購入し、1992年にTEACでエッジを交換しています。よく、モニターゴールドやレッドが珍重されていますが、バスレフ型のBOXであれば、f0の低いHPD385の方が低音がしっかり出るため、スケールの大きい音がします。タンノイらしい中域の充実した音で、コンサートホールの雰囲気をよく出します。長年のエージングが効いて、弦楽器の美しい音色は特筆ものです。
エッジ交換のためSPユニットを外すときに、1回裏蓋を開けました。少しネジ回りがささくれ立っているのはそのためです。HPD385はアルニコマグネットですが、コーン紙に補強リブが付き、高分子のエッジが使用されているところがモニターゴールドと異なる点です。現在エッジの状態は良好です。ちなみに前回エッジを交換したときの費用は、83,000円でした。
SP端子の上に進工舎のシールが貼ってあります。進工舎はオートグラフの復刻も手がけており、ヨーク型の場合には、オリジナルとどちらがよいかわからないほどです。ちなみに私もオリジナルと国産BOXとを比較試聴して、音のよかった国産BOX入りを買いました。たぶんエージングの差だったのだと思いますが。高音コントロール用のスイッチは、時々回してやらないと一時的に接触不良になることがあります。カチャカチャやればすぐ回復します。これは、当時から指摘されていたHPD型に共通の症状です。
国産BOX入りなので、タンノイのエンブレムはプレートになっています。取扱説明書などははじめからありませんでした。