故地探訪 原町
略史
昭和１５年 ６月 熊谷陸軍飛行学校の所管として原町飛行場を開設
昭和１６年 １月 明野陸軍飛行学校に移管（明野陸軍飛行学校 教育科第一中隊を原町に設置）
昭和１６年 ９月 水戸陸軍飛行学校に移管（水戸陸軍飛行学校 第三中隊を原町に設置）
昭和１６年１２月 ハワイ真珠湾攻撃
昭和１７年 ７月 鉾田陸軍飛行学校に移管（鉾田陸軍飛行学校 第二中隊を原町に設置）
昭和１８年１１月 第一滑空飛行隊（挺身飛行団東部一一七部隊）を併設
昭和１９年 ５月 鉾田教導飛行師団原町飛行隊と改称
昭和１９年１１月 特別攻撃隊編成（勤皇隊、鉄心隊、皇魂隊）
昭和２０年 ３月 本土決戦特攻隊錬成基地
陸軍航空特別攻撃隊第四五、六三、六四振武隊編成
昭和２０年 ８月 大東亜戦争終戦
陣ケ崎公園墓地
福島県原町市
原町飛行場戦没者慰霊碑 大東亜戦争戦没原町関係御英霊芳名碑
碑文
この地は曽て陸軍原町飛行場のありし所 昭和十五年以来ここに育成せられし幾多の勇士は 国難打開の為に
敢然として各地に戦ひ やがて戦局日に非なる 臨んでは進んで特攻隊として勇名を轟かし敵の心胆を寒からし
めたり 不幸事志と違ひ勇士再び還らず飛行場も亦空襲にさらされ土地の風貌遂に一変するに至れり今や時移
りて二十六年 往時を回想して悲痛言ふ所を知らず有志相計りて碑を立て 戦没の雄魂を慰むると共に 曽て経
験せる軍民協力一和の記念とし 謹んで祖国永遠の栄光を祈る
昭和四十六年八月十五日 全国七百有志一同
出撃する鉄心隊長・松井中尉（先頭）をモデルにしたブロンズ像
ブロンズ像
（右から）特別攻撃隊戦没者、飛行第６５戦隊戦没者（沖縄作戦）、明野分校戦闘関係戦没者、鉾田分校襲撃関係戦没者 戦没者芳名 ．
． 大東亜戦争戦没原町関係御英霊芳名碑
雲雀ヶ丘地区
福島県原町市
倉庫遺構
倉庫遺構①
倉庫遺構①
倉庫遺構② 倉庫遺構③
更新日：2007/06/02