海軍艦艇殉難史 廣 丙
軍艦「廣丙」は、明治24年に清国福州で建造された清国広東水師(海軍)所属の1,335噸の
巡洋艦で、速力17節、12糎主砲3門、発射管4門を装備し、日本海軍と黄海海戦を闘った後、
威海衛にあって日本海軍に降伏、引渡された戦利艦であった。
明治28年12月21日、台湾方面警備中に澎湖島西方2浬の暗礁に乗りあげて沈没し、笹村英介
一等兵曹以下37名が殉職した。
呉海軍墓地
広島県呉市
軍艦廣丙遭難追悼碑
艦艇殉難史
更新日:2003/03/23