海軍艦艇殉難史 河 内
戦艦「河内」は、明治45年に横須賀海軍工廠で竣工した日本海軍最初の大型戦艦
のうちの一隻であった。
大正 7年 7月11日、九州方面で行われる戦技演習に参加するため、僚艦と共に
横須賀軍港を出港、途中で徳山湾に停泊していた。
7月12日15:57、右舷一番砲塔の付近で二回の爆発が起こり、約4分後に右舷に
転覆、艦底の一部を海上に残し着底沈没した。
乗員1,059名のうち、621名が殉職。遺体は近くの仙島千渡で火葬に伏された。
馬門山墓地
神奈川県横須賀市
軍艦河内殉難者之霊
更新日:2002/02/25