仙台市空襲

 

昭和20年 7月10日未明、午前00:03頃から約二時間余、25波・延123機のB29重爆撃機が仙台市内を

空襲、城下町特有の狭い街路に密集する木造住宅は一瞬のうちに火の海となり、市街地500ヘクタールが

焦土と化した。

消失家屋 12,000戸、死者 1,066人。

 

北山墓地

宮城県仙台市青葉区

戦災死没精霊供養碑

 

戦災復興記念館

宮城県仙台市青葉区

奈津子・十一才の夏

碑文

昭和二十年七月十日、仙台空襲により多くの市民の尊い生命が奪われた。

奈津子(当時十一歳)は、その犠牲者の一人である。

ここに生命と平和の尊さを祈念しつつ、一少女像を建てる。

平成七年八月十五日  戦後五十年を記念し「奈津子の像」を贈る会

 

  

空襲の様子を再現したジオラマ                          B29が投下した焼夷弾の残骸

 

  

空襲により被災した仙台市内の瓦礫

 

荘厳寺

宮城県仙台市青葉区

    

仙台空襲被害少女の墓碑と追悼碑

思慕

昭和二十年七月十日未明 大東亜戦争仙台空襲により西公園広瀬川畔にて直撃弾を受け戦災死す

(氏名) 享年十三才

混乱の為 火葬出来ず土葬にてこの箇所に埋葬せしも 三十三回忌に当り代々碑に改葬す

昭和五十二年六月 母

 

都市空襲

更新日:2009/08/16