模擬原爆
模擬原爆は、原爆の投下訓練を目的として、原爆用爆弾に通常の火薬を充填して、
昭和20年 7月20日から8月14日にかけて、東京、富山、滋賀、大阪、和歌山など
に、約50発が投下された。
カボチャのような形状から、パンプキン爆弾とも呼ばれた。
田辺地区(投下地点)
大阪府大阪市東住吉区
碑文
一九四五年七月二十六日九時二十六分 広島・長崎の原爆投下を想定してこの田辺の地に模擬原爆
が投下され 村田繁太郎(当時五十五才)他六名が死亡 多数の方が罹災しました
ここに犠牲者の冥福をお祈りし 戦争のない世界の実現と全人類の共存と繁栄を願い 碑を建立します
石碑の建立を伝える新聞記事
投下の瞬間を撮影した米軍の空中写真 模擬原爆(パンプキン爆弾)
更新日:2002/09/29