穂高空襲

 

昭和20年5月19日、午前11時45分頃、B29爆撃機1機が穂高・有明の二ヶ所へ

250キロ爆弾を17発を投下し、山沿いを旋回して南方に去った。

 

有明では国民学校近くの農地に12発が投下され、畑作業をしていた2名が破片や爆風に

より死亡、他にも多数の重軽傷者が出た。

 

穂高では旧穂高小学校の南150mの畑へ5発投下され、4発が炸裂し近くにいた3名が

重傷を負い、近隣の人家も大きな破損を受けた。

 

松本歩兵五十連隊・有明演習場の兵士宿舎となった有明国民学校や、市街地の穂高国民学

校が狙われたのではとの説もあるが、任務を終えたB29爆撃機が余った爆弾を廃棄した

という見方が有力。

 

有明地区

長野県北安曇郡穂高町

慰霊碑

碑文

昭和廿年五月十九日 遭難記念

 

慰霊碑

 

被弾して壊れた馬頭観音石仏

 

都市空襲

更新日:2012/04/20