国鉄橋本駅 機銃掃射
昭和20年7月24日朝、米軍艦載機が橋本市の上空に飛来し、橋本駅の駅舎や停車中の
松根油を積載した貨物列車に機銃掃射を浴びせた。
駅の構内では銃弾を受けた駅職員や乗客6名が犠牲になり、貨物列車のタンクは爆発して
飛び散った。
丸山公園
和歌山県橋本市
地蔵菩薩立像(右手前の一角が橋本駅機銃掃射追悼の碑と駅遺構等)
地蔵菩薩立像
追悼の碑
碑文
昭和二十年七月二十四日 米軍艦載機の銃撃により犠牲となられた方々のご冥福を
お祈り致します。
平林 靖敏 十五才
恋中 圭一 四十七才
山本 稔 三十八才
菅野 廣雄 十九歳
海立 節子 二十才
坂上 貢 十四才
平成二十四年七月二十四日 追悼世話人一同
駅舎板壁の弾痕(移築)
説明板
この板壁にある数個の穴は 昭和二十年七月二十四日午前十時 太平洋戦争末期 米軍艦載機
による橋本駅機銃掃射による弾痕で 六名の犠牲者を出した ご冥福を祈ります
橋本駅機銃掃射の状況を描いた水彩画「駅前町家の風情」
更新日:2013/09/16