甲飛第十三期殉國之碑保存顕彰会

関西甲飛十三期会 公認ホームページ

 

甲飛十三期殉國之碑記念公園 若桜友苑

兵器銘盤

 

  

平成15年 4月13日 第三十回慰霊大祭 兵器銘盤除幕式

 

鎮魂

碑文に関わる機種並びに特殊兵器

第二次世界大戦の末期、戦いはいよいよ我が国に利なく、国家存亡の秋が迫りました。この退勢挽回

を図るため、私達第十三期海軍甲種飛行予科練習生のうち、飛行術専修並びに特攻術専修の教程を

終えた者は各種兵器の搭乗員となり、その大半が特攻隊員または要員として国難に命を捧げ、或は捧

げようとしたのであります。

左の図は、私達が携わり、搭乗した主な機種及び艇種ですが、実用機・艇を主に、練習機であっても特

攻に使用され、或は之を目的としたものを含んでいます。

あの苛酷で多難であった時代の史料の一環として、この図を掲示し、若くして大空に、将又海原に散華

せし、多くの戦没同期生への慰霊とします。

尚、英霊の総べては十代後半の若桜であります。

注、機種の前の数字は当時の年号で昭和十五年が皇紀二千六百年に当たるため、この年の様式を零

式とし、それ以前を九九式・九七式、以後を一式・二式としています。

機種に依っては多くの改良型が生まれています。

爆装欄の爆弾は特攻出撃時の爆弾の重量であり、亦爆薬とは、桜花・震洋・回天・海龍は体当り攻撃を

目的としていたため、最初から爆薬が装備されて居ました。

当時の海軍では速度をノット、距離を浬で表記しましたが、いずれもキロメートルに換算しました。

平成十五年四月十三日  第十三期海軍甲種飛行予科練習生 殉国之碑保存顕彰会

 

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昭和二十年八月十五日 終戦に依り実用に至らなかった兵器

 

関西甲飛十三期会 殉國之碑

更新日:2006/03/18