ビルマ顕彰

四国平和パゴタ

 

山砲兵第五十五連隊 略史

昭和15年 8月 軍備改編のため善通寺市において創設

昭和16年12月 タイを経てビルマ戦線に参加

昭和20年 8月 終戦、抑留

昭和22年 5月 復員

 

 

ビルマ方面作戦による戦没者

徳島県     682柱

香川県     752柱

愛媛県     987柱

高知県     612柱

四国外     108柱

合計     3,141柱

 

敗戦の混乱のなか、万斛の涙をのみながら仏印への転進途次、泰緬鉄道のビルマ国境で見たパゴタ。

復員船がラグン港を離れようとするとき、段々と小さくなっていく金色に輝くシュエダゴンパゴタ。

戦後、海外への慰霊碑建立が思いもよらなかった時代に、亡き戦友への想いとともに四国各県の戦友

が中心となって各界の浄財を求め、六百万の陸海軍将兵が国運を賭して戦い倒れた戦没者の鎮魂の

拠り処として、各県に平和パゴタを建立した。

 

眉山山頂

徳島県徳島市

徳島平和パゴタ

 

戦場から収集された遺品

 

明治天皇聖徳仰碑

御製

四方の海 みなはらからと 思ふ世に なとなみ風の 立ちさわくらむ

 

善通寺

香川県善通寺市

香川平和パゴタ

 

石手寺

愛媛県松山市

愛媛平和パゴタ

 

遺品

刺多き潅木のもとを刈りこめば 錆び朽ちはてし鉄兜いず

 

愛媛ビルマ会 鎮魂碑

 

吸江寺

高知県高知市

高知平和パゴタ

 

亜細亜独立

更新日:2011/02/13