直江津捕虜収容所
東京捕虜収容所第四分所(通称:直江津捕虜収容所)は、上越の保倉川と荒川に挟まれた
三角州に、木造二階建の塩の貯蔵倉庫を利用して作られた。
昭和17年10月、シンガポールのチャンギーから約300名のオーストラリア兵捕虜が送られ
収容された。翌18年には異常寒波が襲来し、約60名の捕虜が肺炎等の疾病で死亡した。
他の年には死亡者は出ていない。
戦後、捕虜死亡の管理責任を問われて、直江津捕虜収容所に勤務していた8名(兵卒2名、
軍属6名)が戦犯として絞首刑に処せられた。
平和記念公園
新潟県上越市
波の旅人像
碑文
第二次世界大戦が終わって半世紀、平和友好を願う「飛天の像」が、かつての直江津捕虜収容所
のこの地に、市民の手によって建立されました。
この平和公園は、戦争の悲劇を再び繰り返さないように、世界の平和と国際友好の大切さをみん
なで語り継ぐ広場です。
東京俘虜収容所第四分所跡(直江津捕虜収容所)碑
法務死者追悼碑
碑文
平和の空に八つの星
オーストラリア兵追悼碑
飛天の像
更新日:2004/04/24