照国神社

 

照国神社

鹿児島県鹿児島市

 

 

 

 

太平洋戦争戦士之墓

碑文

戦士 この下に眠る

昭和二十七年四月建立  鹿児島県知事 重成 格

 

第二次世界大戦敵味方戦亡者慰霊碑

碑文

第二次世界大戦では 世界中で二千数百万人の生命が失われたようであります その霊を

慰めると共に再びかかる惨事が起こらないようにと思って この碑を建てました

旧薩摩藩主島津義弘は 朝鮮の戦争で亡くなった敵味方の人のため 慶長四年 高野山に

供養碑を造りました これは日本における赤十字精神の立派な見本として 世界各国に有

名であります 此処に造った碑は前記の供養碑と同じ形同じ文であります

昭和二十八年十二月二十五日  鹿児島市長 勝田 清

 

鹿児島県 原爆犠牲者慰霊平和祈念碑

碑文

一九四五(昭和二〇)年八月六日広島に、九日には長崎に原子爆弾が投下され、二つの都市は

一瞬のうちに壊滅しました。熱線や放射能などで死亡した人は年末までに二一万人を超えまし

た。

唯一の被爆国である日本の国民はあの恐ろしい戦争を再び起こさないよう、また残虐極まりな

い核兵器の廃絶を叫び続けてきました。しかしいまだに実現されていません。

あの時から五三年経った今も鹿児島県内の一七〇〇余名の被爆者は、原爆後遺症と闘いながら

懸命な運動を続けています。

ここに原爆犠牲者のご冥福を心から祈り、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を願って、平和都市

宣言のまち・鹿児島市の絶大なご厚意により、この地に碑を建てました。

建立にご援助をいただいた国・県・市ご当局をはじめ、建立募金にご協力の皆様に深く感謝申

しあげます。

一九九八(平成一〇)年一〇月三〇日 鹿児島県原爆被爆者福祉協議会

 

 

 

 

 

鎮魂の霊地

更新日:2016/08/07