我が家の近所の鉄道廃線跡

別府鉄道土山線

（兵庫県加古郡播磨町）

1989年に兵庫県明石市に移り住んだ私は、家を買うために不動産屋に連れられて明石周辺を走り回りました。JR山陽本線土山駅前のマンションを訪れた際に、その入口に線路跡があるのを見つけました。不動産屋曰く「これは別府（べふ）港へ向けて走っていた私鉄の跡でして....」　そう言われて私は、鉄道マニアだった中学生の頃（昭和50年頃）に切り抜いてスクラップしていた新聞連載記事の一つを思い出しました。「１日あたりの乗降客がわずか９人という路線がある。加古川市の別府（べふ）鉄道土山線。4.1キロ....」（朝日新聞「関西の私鉄　ローカル編」173）

「市政だより明石」（1994.10.15）によると、同線は昭和59年に廃止されたのだそうです。

【参考になる文献】宮脇俊三編著「鉄道廃線跡を歩くIV」, pp.125-127(JTBキャンブックス ISBN4-533-02857-8)

1990年撮影

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  JR土山駅の南側にあるバス停が別府鉄道土山駅跡。

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  線路跡は自転車道になっている。

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  土山駅前マンションの入口に残る線路。

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  同上。