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DirectSoundの概要

Creative SoundBluster等のサウンドボードに備わっている機能を用いて、サウンドを鳴らす為のインターフェースです。
それだけなら従来のMCIを用いても同様の事はできるのですが、DirectSoundを使うことによって多重音声再生、ステレオ再生、周波数・パン調整などのエフェクトを施す事ができるようになります。 また、命令を出してから実際に再生を開始するまでの遅延時間(レイテンシー)がMCIに比べてはるかに短く、リアルタイムな効果音再生に適しています。

主に使うオブジェクトは以下の通りです。

オブジェクト名概要関連オブジェクト
IDirectSound DirectSoundを実行する上で中心となるオブジェクトです。
主にハードウェアに対する制御を行います。
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IDirectSoundBuffer 実際の再生に使うバッファの置き場所であり、再生に必要なコマンドが実装されているオブジェクトです。
多重再生を行うには、1音毎にこのオブジェクトを用意する必要があります。
IDirectSound

DirectSoundは、以下のようなツリー構造になっています。

IDirectSoundIDirectSoundBuffer(作業バッファ1)
IDirectSoundBuffer(作業バッファ2)
IDirectSoundBuffer(作業バッファ3)




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