■選ぶべき道 〜あとがき〜
ここまで読んでいただきありがとうございました。
テーマをあえて簡潔に申し上げるなら「犬伏の別れ再び」ということになりますか。
「遠く〜」で軽く触れたとおり、これは戦国時代の天下分け目の関が原の合戦における真田家親子の逸話です。歴史書を紐解いて詳しく調べたわけではないので主な知識の元は「真田太平記」になりますが要約すると豊臣と徳川のどちらが生き残っても真田家の家名をつぶすことのないよう父昌幸と息子信幸、幸村の三名が東軍、西軍に分かれて参加したというものです。犬伏とは地名で、この地において最後の別れを惜しんだ彼らはそれぞれの戦場に旅立っていったのだそうです。ゲームでは敵役として描かれ親子対決も第二部冒頭のせいかあっさり流されてしまいがちなドズル家ですがもしかしたらこんな葛藤があったかもしれない。そう思ったのが、きっかけでした。
設定外項目に入れてありますが、一応これは私の脳内設定第二部となります。第一部は親世代の子供たちのみ、第二部は代替キャラも含めた設定となっているので。もっとすばやく形にできればいいのですが、なかなか上手くいきません……もっと精進せねばです。
大変お久しぶりの更新になってしまいましたが(汗)一応生きてます。生存報告一発目はえらい色気のないシロモノになってしまいましたが、大好きなドズル家のお話なので少しでも楽しんでいただければ幸せです。
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