サクセスビューティ逃げて3戦3勝
名誉挽回への渾身の逃げが、見事にはまった。控える競馬となったクイーンCで13着に大敗し、7番人気と評価を下げていたサクセスビューティが、自分の形に持ち込み、改めて高能力をアピールした。 「地方の馬(トゥインチアズ)が行くかと思ったけど、うまく逃げることができたからね。先頭に立って、落ち着いた時にはいけると思ったよ」。自らの競馬を貫いて、記念の重賞50勝目を飾った藤田騎手が、会心の笑みをもらす。周りの馬を気にする怖がりな面は残るが「元々能力はある馬」。他馬を気にせずに逃げた時は、3戦3勝という完璧な成績がその証明だ。 山内厩舎&藤田騎手の牝馬クラシックといえば、一昨年のオークス馬シルクプリマドンナが記憶に新しい。タイプは違うが、サクセスにも大きな期待がかかってくる。「本番はマークも厳しくなるだろうからね。楽ではないと思うけど、頑張るよ」。もちろん、桜の舞台でも果敢にハナを狙ってくるはずだ。 チューリップ賞、アネモネS、そしてフィリーズRと3トライアルすべてで人気馬が総崩れとなり、ますます混戦の度合いが強くなった桜花賞戦線。どの馬が主役となるのか、まったく読めない状況にあるが、サクセスには自分のスタイルがある。展開面はもちろんだが、レース全体のカギを握る存在となることは間違いないだろう。
★キョウワノコイビト、2着争いハナ差制す キョウワノコイビトは、直線叩き合いとなった2着争いをハナ差制して勝負根性を見せた。 道中は好位キープの理想的な競馬。「内々を回るのはイメージ通り。ただ、追い出してからフワフワして、伸びきれなかった。でもこの馬の力は引き出せたと思う」と福永騎手。また山本調教師は「きょうはだいぶ落ち着いていた。権利も取れてホッとした」と安堵の表情。キャリア4戦、混戦の桜戦線に新たなヒロイン候補が誕生した。 ★キタサンヒボタン本番に手応え 1番人気に推されたキタサンヒボタンは3着。追い切りの動きが悪く不安がささやかれたが、合格点の内容だった。「うまく運べたけど、勝ち馬のペースにやられたね。相手がしぶとかった」と須貝騎手は悔しがったが、桜花賞への手応えはしっかりつかんだ。「今年の牝馬は混戦。ボクの馬はそのうちの有力な1頭。本番では巻き返したいね」と、自分に言い聞かせるように雪辱を誓った。 ★ブルーリッジリバー前残りに泣く 関東馬ブルーリッジリバーは鋭い末脚を駆使したが、前残りの展開に泣いて4着。「今週から仮柵が外れ、内から3頭ぶんくらいの馬場が良かったから前が全然止まらない。それを考えれば強い競馬ができたと思う」と四位騎手。小島太調教師も、「ウチの馬が1番強かったろ? これで自信が持てたよ」と本番への手応えはつかめた様子だ。今後も、本番まで栗東に滞在して調整を続ける予定。 ★カネトシディザイア末脚不発7着 2番人気カネトシディザイアは末脚を発揮できずに7着に敗れた。「(仮柵が取れた)この馬場で多頭数の外枠はつらい。直線の坂で止まった。阪神が合わないのかな」と河内騎手。田中章調教師は「2カ月開いたのが影響した」と本番での変わり身に期待だ。 【レースを終えて】
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<払戻金・給付金>
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