座間味


   うねりがあったけど、天気はとても良かった。    
本当に西表の珊瑚はほれぼれしてしまう。
アオバスズメダイが、枝珊瑚の内や外に群れをなして泳いでいる姿をみるのは
いつまでも飽きない。 




   ”イソロク”の根は、座間味の”ニシバマ”を彷彿とさせてくれる。
でも、”ニシバマ”ほど深くないから、1時間でも潜っていられる。
ミナミハタンポとスカシテンジクダイが、ぎっしりと群れている中に、
悠然とアザハタが顔を出す姿は、ワイド写真を撮るものにはたまらない。




    前のと同じ”イソロク”の根。
僕は心の中で、
「僕のことは放っておいて!僕は他のものは観なくて良いから、
ずっとここに居させて!」とつぶやいていたが、
ガイドは、わざとここを避けてガイドして、最後にここに来たので、
そういうわけにはいかなかった。
僕は、途中で、この根に気づいたので、少しだけみんなから離れて
こっそりと寄り道をした。




    黄色いスズメダイ(名前は何だったっけ?)やキンギョハナダイが
珊瑚の上に群れていてとても綺麗。




     本当は、ニモが撮りたかったんだけど、
(診療所にニモの写真がないが、子供達はクマノミを見てニモと言ってくれている。
 どうも後ろめたい・・・。)
今回も、カクレクマノミの写真は良いものが無かった。




    ハナミノカサゴの幼魚は、真っ黒でなかなかイカしている。
上手く正面に回り込めたら良かったんだが、周りのみんなとの兼ね合いで
上手くタイミングが取れなかった。




     白い砂地の珊瑚の根には、フタスジリュウキュウスズメダイや
ミスジリュウキュウスズメダイが群れていて、僕が近づくと
サーッと珊瑚の中に隠れて、離れるとまた出てくる。
息をこらえてジッとしていると、出てきてくれるが、何回か繰り返さないと
少ししか出てきてくれない。




     僕は、アオバスズメダイやデバスズメダイが特に好きなようで、
どうしてもシャッターを切ってしまう。




     きっと、ここに何かが居たんだと思うけど、
どうしても思い出せない。
珊瑚だけでも、絵になるので・・・。                  

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