DIARY

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   5月27日 2006
   
アポ(脳卒中)らないために
   (脳梗塞も脳出血も含めて)脳卒中を予防する
比較的簡単な方法がある。
以前にも書いたけど、これにはまず、
塩分制限である。
一日6g以下にするのがいい。
たくあん一切れ 1g
梅干し1個    2.5g
塩鮭一切れ   3.5g
(これらの食品は、嗜好品として食べる。
 つまり、
 漬け物や梅干しは
 普段行くスーパーでは買わないように、
 自分で漬けないようにする。
 塩昆布やじゃこも普段は買わないようにする。)
みそ汁一杯   1.7g
醤油や塩は、料理にかけないで、お皿にとってつけ醤油つけ塩にする。

以上のことを念頭に置くのがいいと思う。

   最近、(以前から言われていたことだけど)
野菜や果物を取ることも効果があるという報告が出てきた。
詳細は、Lancet(2006;367:320−326)
この研究は、コホート研究のメタアナリシスで
野菜果物の摂取と脳卒中発生の関連を量的に評価したものである。
その結果、
一日3食分の野菜果物を摂取した人に較べて、
一日3〜5食分の野菜果物を摂取した人では、0.89
一日5食分以上の野菜果物を摂取した人では、0.74
と大幅にその危険は減少した。
ただし、喫煙者では、大きく変わらなかった。

つまり、
たばこは大きなリスクで、
少々体に良いことをしても追いつかない。
野菜や果物はしっかり取った方がいい。


ということである。


   駐車場のヒナの親は、よく観察したら、
やっぱり2組だった。
これですっきり! おかしいと思った。



  これ、濃厚なキスシーン!






    5月24日 2006
    
初夏の便り?
    今朝は、ホトトギスの初鳴きで目覚めた。
「テッペンカケタカ」で目覚めるなんて、何とも贅沢な話である。
散歩をすると、段々畑が一面に広がる景色があるし、
何ともいいところである。
もうすぐ、梅雨、そして夏の気配が漂う季節になった。

駐車場のツバメのヒナは、
奥に3羽、手前に6羽いるのだと思う。
奥のヒナは、産毛が抜けてずいぶん大きくなってきた。
入り口にいるヒナどもは、まだ産毛に包まれている。
後、1〜2週間で巣立つのだろう。
手前の巣には、6羽もいるから
また、巣から落ちるんだろうなぁ・・・・。

 奥の巣


 入り口の巣



  ところで、どうも今年は、こいつらの親鳥は3羽いる。
3羽が、巣を二つ作っていると思うのだが・・・、
どうなっているんだろう?
二組の親鳥ではないように思うのだが・・・。

  それから、毎年いっぱいひなが孵るのに、
そのひな鳥たちは、ここには帰って来ないんだろうか?
どうなっているんだろう?
誰か知っている人がいたら、教えて!





    5月22日 2006
    
耳は大丈夫?
    最近は、かっこいいイヤホンをつけて町を歩いたり、
電車に乗ったりしている人の姿を見かけることが多い。
若い人ばかりでなく、我々の世代でもけっこう多い。
スポーツクラブに行くと、
バイクやルームランナーにもテレビが付いていて、
イヤホンもついている。
電車に乗ると、
「シャカシャカ」と音がイヤホンからあふれ出しているのに
お構いなしのアホタレも、いまだに見かける。

アメリカ言語聴覚協会(ASHA)は、


85dbを超える音響は、
内耳の有毛細胞を損傷し、
永久的な難聴をきたす場合がある


と警告している。

人気の高いiPodをはじめとして、
ZENやその他のMP3プレイヤーの音響レベルは、
軒並み85dbを上回る音を発生可能であった。

この音響による聴力障害は、
特に小児の場合、
わずかな聴力障害でも生涯にわたる影響は非常に大きく
発達が大きく損なわれる可能性がある。
何度も繰り返すけど、
いったんこの難聴になったら、死ぬまで元には戻らない。

イヤホンで聴くということは、
普通に聞こえるのではなくて、
耳の中で鳴っているわけである。
したがって、その音響被害もストレートである。

僕も、ZENのMP3プレイヤーを持っている。
電車なんかに乗っているときは、
周りの騒音が大きくて、少し音量を上げるのだが、
ふと、その音響障害が怖くなって、また音を小さく絞る。
何しろ、聴診器で商売している身の上なので・・・。

ちなみに、周囲の騒音を遮断するイヤホンを使うと、
音響レベルを安全域レベルに保つのに役立つとのことである。

くれぐれも、大音量には(特にイヤホン使用時には)ご注意を!





    5月19日 2006
    
嫌われ者の癌だけど
    日本人の死亡原因の第1位は、癌である。
みんな癌にならないために、
食事や日常生活に気をくばって、受けたくもない検診を受けている。
もっとも、大腸癌の便ヒトHb検査を除けば、
検診は、癌を防いではくれない。
癌を見つけるきっかけになるだけである。
それも、今行われている検診は、そんなに有力な方法ではない。

    こんなに嫌われている癌だけど、
もう少し見直してもいいのかもしれない。

人は、必ず死ぬわけで、
それも、文明国では、ほとんどの人は、
癌か、脳卒中か、心臓の病気か感染症
で死ぬことに相場が決まっている。

もしそうなら、
「そのいずれかで死ぬのだろう」
という覚悟はしておいた方がいいのだと思う。
もちろん、これらのどれで死ぬかは、選べるわけではないが、
これだけは避けたいというものに関して、
それで死ぬ確率を下げることは可能だと思う。
(逆に言えば、あげることも可能・・・)

僕個人は、脳卒中で死ぬのは、(即死ならいいが、)嫌だ。

統計上は、現れてこないが、
実は脳卒中が原因で死ぬ人は、もっと多いはずである。
死亡統計は、
その人を死に至らしめた大元の活動性の疾患を死因とする。
しかし、例えば、脳卒中で
手足が不自由になったり、
ものが上手く飲み込めなくなったり、
上手くしゃべることが出来なくなったりして、
その人の日常生活レベルが格段に落ちて、
その後数年して、徐々に健康状態が悪くなって
肺炎で死ねば、死因は肺炎になってしまう。 
実際にその人が死んだ大元の原因は脳卒中だと僕は思うのだが、
そうはならない。


癌が嫌われるのは、
唐突に診断されて、
余命もそんなに長くない。
痛みが強いことが多い。
若くてもなる。
ということだろう。

僕はこの数年、
「ある程度生きたら、癌も悪くないのかもしれない。」
そう思うようになってきた。

それに、癌でも、そんなに早く死なないでも済む
あるいは、
癌と共存できることも少なくない時代になってきた。

「癌も身のうち」なのかもしれない。







     5月15日 2006
     
人の弱み
     ずいぶん長い間更新しなくて、本当にすいません。
なんだか、雑事が多くて・・・、
って「いい訳はいらん!」ちゅう話ですね。

    最近テレビのコマーシャルで
やたら消費者金融とパチンコメーカーのものが多くなった。
よく儲かっているのだろう。
そりゃそうだ!

    消費者金融なんて、
金利が安くても十数%以上である。
奴らは、
「元本は返さなくていいから、金利分だけずっと払って!」と
心の中で言っているのだろう。
 
    パチンコメーカーなんかは、
大もうけのパチンコ屋の上前をはねているのだから
笑いが止まらないことだろう。

「人様の弱みにつけ込んで、金儲けするなんて、最低な野郎だ。!」
「こんなコマーシャルを流すマスコミも、アイデンティティを疑う!」

と、僕がいきまいたら、

嫁が、
「あんたも、人の弱みにつけ込んで商売してるやん」
とのたもうた。

・・・・言われてみれば・・・・・、

確かにその通りでございます。(泣)





    ここからはグリーンピースからのメールです。
僕は、アクション済みです。

「話し合うことが罪になる」――共謀罪法案の審議が山場を迎えています。

 二人以上の人間が何かを計画したり話し合ったりしただけで罰せられる、戦前
の治安維持法のような悪法、「共謀罪」という法律が、いまの国会で成立してし
まうかもしれません。

 共謀罪関連法案(正式には「犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化
に対処するための刑法の一部を改正する法律案」)は、2003年にはじめて国会に
提出されましたが、あまりにも危険な内容に、国会議員や一般市民、法律家団体
などの反対が強く、これまでに二度廃案になっています。

 この法律ができると、たとえば官庁や企業にメールで意見送付を呼びかけるよ
うな、NGOが通常行なっている活動までも犯罪とみなされ、政権が嫌がる人やグ
ループを思いのまま弾圧できる法律です。また、職場の待遇改善とか、マンショ
ンの建設反対といった要求さえ罪に問われかねないなど、民主社会の基本である
言論と表現の自由が脅かされてしまいます。おまけに、計画にかかわっても自供
すれば罪が軽減されるため、つねに密告や盗聴や警察スパイを警戒して、国民・
市民どうしが疑心暗鬼で暮らさなければならなくなるでしょう。

 グリーンピース・ジャパンは去る4月19日、アムネスティ・インターナショナ
ル日本、ピースボート、日本国際ボランティアセンター、VAWW-NETジャパン、反
差別国際運動日本委員会、子どもと教科書全国ネット21とともに「共謀罪に反対
するNGO・NPO共同アピール」を発表し、5月15日現在で189団体の賛同を得ていま
す。反対世論の高まりとともに、ようやくマスコミも問題の深刻さを取り上げる
ようになり、衆議院法務委員会での強行採決に歯止めをかけてきましたが、政府
・与党は今週はじめにも採決の構えです。

 グリーンピース・ジャパンは共謀罪法案の廃案を求めます。

 ぜひこのサイバーアクションに参加して、法案審議を担当する国会議員、各党
代表、マスコミに共謀罪反対の声を届けてください。

アクションは以下のページからすぐにできます。
http://www.greenpeace.or.jp/info/features/civil_liberty/cyberaction/

ここで送信すると、衆参の法務委員、首相、法相にメッセージが送られます
(主な DoCoMo、au などの携帯電話からも送信可能です)。

また、5月17日(水)午後2時から衆議院議員面会所で行うNGO・NPOリレートー
ク集会にもご参加、ご注目をお願いします。詳細は
http://www.greenpeace.or.jp/event/e20060517/view

               グリーンピース・ジャパン事務局長 星川 淳

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