皆さんご存知のとおり、AORは　Adult Oriented Rock　のことです。
いわゆる大人向けのロックです。

昨今は、巷にAORに関する本が何冊か出されています。
カタログとして利用するためには、かなり有効だと思います。
メジャーなものから、いわゆるレア物まで結構幅広く紹介されております。

ただ一つ云えることは、紹介されているレア物の中には、執筆者の自己満足という部分があるということは、否めないように思います。プロデューサーがAORの大物とかバック・ミュージシャンが誰某とか、そんなところを取り出して名盤と紹介しているようにも思います。
例えば、私としては、JAYE P. MORGANとかJAKOB MAGNUSSONとかは、内容としてはたいしたことは無いと思うのですが。いかがでしょうか？

某AOR評論家が、EAGLESやJ.D. SOUTHERは、AORではなく、ウエストコースト・ロックということにこだわっているように見受けられますが、私のとって、EAGLESやJ.D. SOUTHERは紛れもなくAOR (ADULT ORIENTED ROCK)です。
大人が聴く洒落た音楽、それがAORだと思います。いわゆるアダルト・コンテンポラリー・ミュージック、産業ロック、スムーズ・ジャズのほか、ハード・ロックやへヴィー・メタルの曲の中にだって、大人が聴ける洒落た音楽がいっぱいあります。

さらに、AORを語る時、現長野県知事の田中　康夫氏を軽薄でAORを貶めたと非難される方がいらっしゃいますが、それは完全に的外れなことだと思います。
1980年代、少なくとも、あれだけブームなり、市民権を得たのは、田中　康夫氏いたからだと私は思っております。
おしゃれ感覚でAORを聴いたり、彼女（彼）をゲットする手立てとしてAORを使ったりしたって構わないと思います。クリスタルな音楽で構わないんじゃないかな。
しょせん音楽、音を楽しまなければ音楽とい云わないし、個人個人の楽しみ方があってこそ、音楽だと思います。

ということで、このAOR PARADISEですが、いわゆる、大人が聴ける洒落た音楽の情報発信ということで、開設しました。
MUSIC IS MY LIFE.
これが私のモットーです。
洒落た音楽に触れ、人生を楽しんで生きたいですね。