Tom Scott |
Keep This Love Alive |
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Smooth Jazz |
Release Date: |
1991 |
Format: |
CD |
Nr.Discs: |
1 |
Length: |
47:14 |
Index: |
418 |
Stereo; |
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Keep This Love Alive (1991) (9 tracks) |
47:14 |
01 |
If You're Not The One For Me - with Brenda Russell & Bill Champlin |
04:38 |
02 |
Miz Thang |
05:25 |
03 |
Keep This Love Alive - with David Pack |
05:02 |
04 |
Kilimanjaro |
06:31 |
05 |
Reason For The Rain - with Bill Champlin |
05:00 |
06 |
Givin' Our Best |
06:00 |
07 |
Only A Heartbeat Away - with Will Lee |
04:25 |
08 |
You Mean Everything (To Me) |
06:04 |
09 |
Whenever You Dream Of Me - with Diane Schuur |
04:09 |
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1991
Tom Scott : Tenor Sax, Alto Sax, Baritone Sax, Soprano Sax, Keyboards, Synthesizer
Keyboards : David Paich, Randy Kerber
Guitar : Dean Parks, Michael Thompson, Eric Gale
Bass : Abe Laboriel, Neil Stubenhaus, Will Lee
Drums :John Robinson, Ron Aston
Percussion : Michael Fisher, Ron Aston
Vocals : Brenda Russell, Bill Champlin, David Pack, Will Lee, Dian Schuur |
Purchase Date: 2005/02/12 |
Store: Wave |
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Studio: Sound City Studio |
Producer: Tom Scott |
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Label: GRP Records |
Cat. Number: GRD-9646 |
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Tom Scottのアルバムの中で、最もAORしたアルバムが1991年に発表された本作です。
全9曲中、ヴォーカル・トラックは5曲あり、これらのナンバーでリード・ヴォーカルを取っているいるのは、Brenda Russell、Bill Champlin、David
Pack、Will Lee、Dian Schuurの5人で、AORファンからも支持を集めている人たちばかりです。
さらに、バッキング・ミュージシャンに目を向けると、David Paich、Dean Parks、Michael Thompson、Eric Gale、Abe
Laboriel、Neil Stubenhaus、Will Lee、John Robinsonなど、これまた、AORやフュージョン界の有名アーティストが脇を固めています。
Toms Scottはほかのアルバムでも、1曲とか2曲ヴォーカル入りのトラックが収められておりますが、そのどれもがAORしたナンバーばかりです。
この"Keep This Love Alive"はそれらのアルバムの集大成みたいなアルバムだと思っております。
1曲目の"If You're Not The One For Me"はBill ChamplinとBrenda Russellとのデュエット・ナンバーです。メロディアスなしっとりとしたバラード・ナンバーとなっております。Tom
Scottのテナー・サックスも官能的な音を出していて最高です。
2曲目の"Miz Thang"はDean Parksのギターのカッティングがカッコ良い若干ファンキーなナンバーです。Tom
Scottのテナー・サックスとバリトン・サックスでの多重録音がとてもカッコ良いです。
3曲目のタイトル・ナンバー"Keep This Love Alive"でヴォーカルを取っているのはDavid Packです。ハートウォーミングなハイトーン・ヴォーカルが持ち味のDavid
Packですが、ここでもとても良い声を聴かせてくれております。David Packの1stソロ"Anywhere You Go"の1曲を聴いているような感じがするAORナンバーです。このアルバムの中でも最もAORしたナンバーとなっております。
4曲目の"Kilimanjaro (Africa)"はタイトルどおりアフロのリズムがいかしたナンバーで、ドラムスはこのナンバーの作者でもあるRon
Astonが担当しており、彼の影響が大きいナンバーだと思います。また、キーボードはDavid Paichが担当しておりますので、TOTOの"Africa"なんかもちょっとばかり連想させてくれます。
5曲目の"Reason For The Rain"はこのナンバーの作者の一人としてクレジットされているBill Champlinがヴォーカルを担当しております。ミディアム・スローのメロディアスなナンバーでBill
Champlinのヴォーカルも素晴らしいですが、官能的なTom Scottのテナー・サックスもしびれます。これも、かなり良く出来たAORナンバーだと思います。
6曲目の"Givin' Our Best"は2曲目同様Dean Parksのギターのカッティングがカッコ良いファンキーなナンバーとなっております。
7曲目の"Only A Heartbeat Away"はベース・プレイだけでなくヴォーカルにも定評があるWill Leeがリードをとっています。Will
LeeといえばHiram BullockとのThe 24th Street Bandが有名でしたが、このナンバーはこのThe 24th Street
Bandのアルバムに収められていても違和感がない、そういったナンバーです。
8曲目の"You Mean Everything (To Me)"はメロディアスなバラード・ナンバーですが、ここでは、サックスののほかストリングスのアレンジもTom
Scottが担当しております。まさにスムース・ジャズといった趣のナンバーで、このアルバムの中でも相当いかしたナンバーとなっております。
ラスト・ナンバーの9曲目"Whenever You Dream Of Me"は盲目のジャズ・ヴォーカリストDian Schuurがフィーチャーされております。もちろん、このナンバーもジャジーな1曲です。さすがDian
Schuurという感じです。 |
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