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![]() Last Modified: 2006/07/10 18:00:35 |
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このSKYLARKは、あのDavid Fosterが在籍していたバンドとしてAORファンに良く知られております。 2枚のアルバムを発表しておりますが、本作は、1stアルバムに2ndから1曲とシングルのB面のナンバーをボーナス・トラックとして加え、1996年にCD化されたものです。 実際には1972年にリリースされたアルバムで、9曲目の"Wildflower"はシングル・カットされ、全米9位にランクされましたが、全体的には、AORというよりフォーキーな感じもしますし、ソウルフルでもあります。 Skylarkには2人のヴォーカリストがおります。 一人は、B.J. Cookという女性ヴォーカリスト、もう一人はDanny Gerradで、フォーキーな感じがするナンバーは、ほぼB.J. Cookがリードをとっているナンバーで、ソウルフルな感じがするのはDannyがヴォーカルを取っているナンバーということで分けられるでしょうか。 やはり全体的な感じとして、音の古さは否めませんが、ヒットした"Wildflower"はとても良く出来たナンバーで、AORの香りもプンプンするメロディアスなナンバーです。 Danny Gerradのヴォーカルが最高のバラード・ナンバーで、これは聴きものです。 11曲目の"If That's The Way You Want It"は2ndアルバムに収められていたナンバーで、これもシングル・カットされた曲です。 このナンバーもDanny Gerradがリード・ヴォーカルを取っているナンバーですが、結構ファンキーなナンバーに仕上がっております。 ラストの12曲目"Virgin Green"はシングルB面のインスト・ナンバーです。 6分を超える大曲で、プログレ風の感じがします。 5曲目の"I'll Have To Go Away (Saying Goodbye Is Not Easy)"はアコースティカルなフォーキーなナンバーで、リード・ヴォーカルはB.J. Cookがとっております。 どことなくAmy Grant風な感じがします。 "Wildflower"はAOR系のコンピものにも結構収められておりますが、とても素晴らしいナンバーだと思います。 |