Sheriff (1982) (10 tracks) |
37:21 |
01 |
You Remind Me |
03:50 |
02 |
California |
03:59 |
03 |
Makin' My Way |
03:22 |
04 |
When I'm With You |
03:58 |
05 |
Kept Me Coming |
03:06 |
06 |
Mama's Baby |
05:06 |
07 |
Crazy Without You |
03:48 |
08 |
Elisa |
03:14 |
09 |
Living For A Dream |
04:06 |
10 |
Give Me Rock 'N' Roll |
02:52 |
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1982
Freddy Curci : Vocals
Steve DeMarchi : Guitars
Wolf D. Hassel : Bass
Rob Elliott : Drums
Arnold David Lanni : Keyboards |
Studio: Unknown |
Producer: Helen Victor; John Victor; Stacy Heydon |
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Label:
Toshiba EMI Ltd. |
Cat. Number:
CP32-5816 |
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全米第1位の"When
I'm With You"を収録したカナディアン・ハードポップ・バンドSHERIFFの1982年発表のワン・アンド・オンリー・アルバム。
このバンドには、その後、ALIASに Freddy
Curci、Frozen
Ghostに Arnold
David Lanni がそれぞれバンドを結成したことで有名です。この2つのバンドも最高にいかした産業ロック・バンドでした。
このSHERIFFのアルバムですが、ビルボード誌で、1989年2月4日付けで全米第1位に輝いた4曲目の"When
I'm With You"が収録されております。その時は、11週間チャートインしておりますが、良く調べてみますと、発売当時の1983年にも中ヒット(全米60位前後)した曲です。それが5年後にNo.1ヒットしたというから驚きです。きっかけは、地方ラジオ局のヘヴィー・ローテーションということらしいですが、なるほど曲を聴きますと、かなり頷けます。メロディがとてもいかしたバラードで、この曲に注目したDJの音楽的センスは素晴らしいと思います。今聴いても十分通用するナンバーで、かなりAORしております。なお、この曲については、Freddy
Curciが後のソロ・アルバム"Then
& Now"でも取り上げております。
ほかの曲を聴くと、同じカナダ出身のPRISMあたりを彷彿させる産業ロックのオン・パレードで、1曲目の"You Remind Me"あたりは、多分にハードさが出たナンバーです。3曲目の"Makin' My Way"は適度にハードでメロディアスな産業ロック・ナンバーでかなりお薦めです。6曲目の"Mama's Baby"もメロディアスなパワー・バラードです。この曲の出来も素晴らしいです。7曲目の"Crazy Without You"は、プログレ・ハード的なつくりで、BOSTONとかKANSASあたりを連想させる曲です。
かなり良くできた産業ロック・アルバムだと思います。
で、このSHERIFFのアルバムですが、この日本では、つい最近まで貴重盤扱いとなっておりましたが、今では、Amazon(マーケットプレイス)でも在庫があり、かなり安く手に入れることが出来るようです。ご興味ある方は、是非聴いてみてはいかがでしょうか? |
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