The Funeral Album (2005) (13 tracks) |
49:46 |
01 |
May Today Become The Day |
04:00 |
02 |
Ever-Frost |
04:18 |
03 |
We Are But Falling Leaves |
04:28 |
04 |
Her Last 5 Minutes |
05:40 |
05 |
Where Waters Fall Frozen |
00:58 |
06 |
Despair-Ridden Hearts |
03:40 |
07 |
Vengeance Is Mine |
04:15 |
08 |
A Long Way To Nowhere |
03:26 |
09 |
Consider Us Dead |
04:51 |
10 |
Lower The Flags |
03:34 |
11 |
Drain Me |
04:33 |
12 |
Karu |
01:03 |
13 |
End Of The Road |
05:00 |
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2005
Ville Laihiala : Vocals
Miika Tenkula : Guitars
Sami Lopakka : Guitars
Vesa Ranta : Drums
Sami Kukkohovi : Bass |
Purchase Date: 2005/07/24 |
Store: Amazon JP |
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Studio: Finnvox Studios |
Producer: Hiili Hiilesmaa |
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Label: Century Media
Records |
Cat. Number: 8246-2 |
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フィンランドが誇るメロディック・デス・メタル・バンドSENTENCEDの9作目(ベスト・アルバムを含む)にしてのラスト・アルバム。
メロディック・デス・メタル・バンドと書きましたが、それはバンドの最初のころで、3作目の"Amok"あたりから多分にGothicの部分が強くなり、最近の7作目の"Crimson"からは、殆どGothic
Metalという感じになりました。もちろん私は、どちらのSentencedも大好きです。
彼らのサウンドは、1stから一貫してとにかくメロディアスです。サウンドの要はリード・ギタリストのMiika
Tenkulaで、とてもメロディアスな曲と魅力的なギターがこのSentencedの特徴だと思います。
1曲目の"May Today Become The Day"からラストの"End Of The Road"まで、メロディアスな曲がたくさん詰まったアルバムです。
1曲目の"May Today Become The Day"は、Miika Tenkulaのギター・リフが最高にカッコ良く、また、Ville Laihialaのヴォーカルもそれに負けないくらいの出来の、メロディアスなハードなナンバーです。もうこの1曲目を聴いただけで、このアルバムの出来の良さがわかる、そんなナンバーです。Miika Tenkulaギターは、Michael
Amottに負けないぐらいに華麗です。一聴の価値ありです。
2曲目の"Ever-Frost"は、かなりポップな曲で、なんとなくTO/DIE/FORとかNEGATIVEを聴いている、そんな感じの曲です。この曲もかなりお薦めの曲ですね。
3曲目の"We Are But Falling Leaves"は、メロディアスなバラード・ナンバーです。この曲でも、Miika Tenkulaのギターが、流麗なメロディを奏でていて、最高のナンバーです。
4曲目の"Her Last 5 Minutes"は、憂いを帯びたゴシック・ナンバーです。もちろん、Miika Tenkulaのギターも最高ですが、この曲では、バックのキーボードも良い音を出しております。
5曲目の"Where Waters Fall Frozen"は、デス・メタル調の激しいリフの短いナンバーです。
6曲目の"Despair-Ridden Hearts"は、最初のハープというかハーモニカのもの悲しい音から始まるナンバーで、この曲も4曲目同様、憂いを帯びたゴシック・ナンバーですが、途中のMiika Tenkulaのギター・ソロはかなり激しく弾きまくっています。
7曲目の"Vengeance Is Mine"は、音にメリハリがあるハードなナンバーですが、メロディはかなりいけます。バックの女性コーラスが良いアクセントになっております。
8曲目の"A Long Way To Nowhere"も最初のギター・リフがカッコ良い曲です。本当に、Miika Tenkulaのギターって、最高にいかしてます。
9曲目の"Consider Us Dead"も憂いを帯びたゴシック・ナンバーで、押さえ気味のVille Laihialaのヴォーカルがとても良い雰囲気を出しております。メロディアスで曲も申し分ありません。
10曲目の"Lower The Flags"は、これぞゴシックといったナンバーで、美しく憂いを帯びたナンバーで、メロディアス度もばっちりです。かなりお薦めの曲です。好きです、こういう曲。たまりません。
11曲目の"Drain Me"は、7曲目と似たタイプの曲で、メリハリのある若干ハードなナンバーです。この曲での、Vesa Rantaのドラムスはカッコ良いです。
12曲目の"Karu"は、Miika Tenkulaのアコースティック・ギターをフィーチャーしたナンバーです。
その12曲目から音が途切れずにラスト・ナンバーの13曲目の"End Of The Road"が始まります。この曲はでは、Miika Tenkulaの重たいギターのリフが入りますが、全体的にはかなりメロディアスな曲です。この曲もお薦めです。
しかし、残念です。こんなに良いアルバムを出しているにもかかわらず、SENTENCEDがこのアルバムをもって解散ですから。本当にもったいない限りだと思います。 |
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