Quintana + Speer
Shades of Shadow
New Age
Release Date: 1990
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 43:16
Index: 873
Stereo; ADD
Shades of Shadow (1990) (10 tracks)  43:16
01  Outward Bound  05:10
02  Congo Bongo  03:38
03  As Dreams Do  04:18
04  Paseos En Tiempo  05:00
05  The Way I Feel  03:38
06  Private Promises  04:21
07  Trade Winds  04:32
08  False Prophet  06:05
09  Q Factor  02:57
10  Shades of Shadow  03:37
1990
Leroy Quintana : Synthsizers, Piano
Paul Speer : Guitars
David Lanz : Piano
Linclon Brewster : Guitars
Neal Speer : Drums
Steven Ray Allen : Bass
Luis Peralta : Percussion
Jon Goforth : Saxophones
Studio: Miramar Recording Studios
Producer: Paul Speer
Label: MCMXC Miramar Recordings
Cat. Number: MPCD-3001
Tower Recordsのバーゲンで、300円で購入したCDなんだけど、これが最高にいかしてて、とても儲けた気分になりました。表ジャケットはご覧のとおりで、裏ジャケットには、Leroy QuintanaPaul Speerの二人が写った小さな写真があり、おそらくAOR的な内容だと思いましたが、良い意味で期待を裏切ってくれました。中身を聴くとインストもののどちらかというとNew Ageかスムーズ・ジャズといったところで、これがかなりいかしてました。New Ageと呼ぶには音が若干ハードだし、Fusionにしては、音が柔らか過ぎるといった感じです。その絶妙なバランスが魅力です。ヴォーカルが入ればやはりAORという感じですかね。
曲の出来も素晴らしく、どの曲もメロディアスなナンバーばかりです。
曲々でのそれぞれの楽器のソロ・パートがとてもいかしてます。
1曲目の"Outward Bound"は、かなりNew Age風で、Leroy Quintanaのピアノと途中のPaul Speerのギター・ソロがいかした曲です。お薦めの1曲ですね。
2曲目の"Congo Bongo"はどこか聴いたことのあるようなメロディを持った曲で、ここでもPaul Speerのギター・ソロが結構いかしてます。
3曲目の"As Dreams Do"は、メロディが美しいバラードで、Leroy Quintanaのピアノとこれに絡むようなサックスが良い雰囲気を出しています。
4曲目の"Paseos En Tiempo"は、Paul Speerの奏でるアコースティック・ギターの音色が最高ですね。
7曲目の"Trade Winds"は、タイトルどおり貿易風に似つかわしいFusionタッチの軽めの曲で、晴れ渡った海に風が吹くような憧憬を思い浮かべることができそうな曲です。この曲でもPaul Speerのギター・ソロはとてもカッコ良いです。
8曲目の"False Prophet"Fusionタッチの曲で、メロディアスなナンバーです。
10曲目のタイトル・ナンバー"Shades Of Shadow"Leroy Quintanaのピアノが美しいバラード・ナンバーでとてもメロディアスな曲です。お薦めの1曲です。

バーゲン・セールなどでは、全く知らないアーティストだけど、ジャケットの雰囲気から衝動買いすることって結構ありますが、それが当たりの時って、本当に嬉しいですよね。このアルバムは、まさにそれでした。
あまり見かけたことがないCDですが、癒し系の音楽やスムーズ・ジャズ・ファンには受けるアルバムだと思います。