Pete Bardens
Heart To Heart
Progressive Rock
Release Date: 1979
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 37:23
Index: 1847
Stereo;
Heart To Heart (1979) (9 tracks)  37:23
01  Julia  03:57
02  Doing The Crab  03:07
03  Slipstream  06:12
04  Raining All Over The World  04:29
05  Jinxed  04:24
06  After Dark  04:33
07  Slow Motion  03:58
08  Tune For Des  01:52
09  Heart To Heart  04:51
1979
Pete Bardens : Vocals, Keyboards
Pete Van Hooke : Drums
Stan Scrivener
: Bass
Gus Isidore : Guitars, Vocals
Mel Collins : Saxophone, Flute
Pete Shade : Vibes
Chris Karan : Percussion
Purchase Date: 2005/06/22
Store: HMV Japan
Studio: Basing Street Studios
Producer: Pete Bardens & Norman Mighell
Label: BMG Funhouse Inc.
Cat. Number: BVCM-37617
CAMELのオリジナル・メンバーのPete Bardens1979年に発表したアルバム。一応、ジャンルはProgressive Rockなんだけど、とてもAORFusionを感じさせるアルバムです。
この
6月に紙ジャケで、CD化されたアルバムだけど、もうすでに廃盤となったようです。(少なくとも大手ネット・ショップには在庫は無いようです) 
1曲目の"Julia"は特にAORっぽいメロディアスなナンバーで、いかしてます。この曲は相当お薦めです。
2曲目の"Doing The Crab"は、Mel Collinsのサックスが最高のFusionタッチの曲で、これもお薦めです。
3曲目の"Slipstream"なんかは、まるで、当時のクロスオーバー音楽やFusionのアルバムを聴いているような感じのインスト・ナンバーで、Hubert LawsみたいなMel Collinsのフルートがたまりません。
4曲目の"Raining All Over The World"1曲目同様AORしたナンバーです。Peterの歌は決して上手いわけではありませんが、こういったAORチックな曲には結構合っているかも。この曲もメロディアスです。この曲でも、バックのMel Collinsのサックス・ソロはたまりません。
5曲目の"Jinxed"3曲目の"Slipstream"のようなFusionタッチのインスト・ナンバーです。Peteのキーボード・プレイが光っている曲です。
6曲目の"After Dark"は、Peteの美しいキーボード・プレイが聴ける曲で、曲の感じが何となくBob James"Angela"みたいです。おそらく、Pete Shadeのヴァイブの音がそう感じさせているのだと思います。この曲は、楽器のそれぞれのパートのプレイが最高にいかしてます。かなりお薦めの1曲です。
7曲目の"Slow Motion"は、Camelを彷彿させるナンバーです。この曲もいかしてます。
8曲目の"Tune For Des"もかなりメロディアスなインスト・ナンバーです。Peteのキーボード・プレイは本当に美しいです。
ラストの9曲目の"Heart To Heart"は、モロCamelしたインスト・ナンバーです。これぞプログレという感じの曲です。メロディも最高です。

このアルバムは、レア・アイテムになるのは必至ですね。今回のCD化も世界初ということですし。もし、中古屋さんでみつけたら、ためらわず買いましょう。