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Adult Contemporary |
Release Date: |
1979 |
Format: |
CD |
Nr.Discs: |
1 |
Length: |
34:21 |
Index: |
1923 |
Stereo; ADD |
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Future Street (1979) (8 tracks) |
34:21 |
01 |
I Do Believe In You |
04:02 |
02 |
The Sailor's Song |
04:21 |
03 |
Take My Heart Away |
03:47 |
04 |
Future Street |
04:11 |
05 |
Who's Right, Who's Wrong |
04:19 |
06 |
Chemistry |
05:16 |
07 |
Two People |
04:25 |
08 |
Keep On Movin' |
04:00 |
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1979
Richard Page : Vocals, Keyboards, Synthesizer
Steve George : Vocals,
Keyboards, Synthesizer
Charles "Icarus" Johnson : Guitars
Jerry Mansfredi : Bass
Geroge Lawrence : Drums
John Lang : Lyrics |
Studio: Location Recording Service |
Producer: Bobby Colomby |
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Label:
Epic/Sony Records |
Cat. Number:
ESCA-5388 |
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最近紙ジャケでリ・イッシューされた1枚。AORの雄PAGESの2ndアルバムです。プロデュースは元BLOOD,
SWEAT & TEARSのBobby
Colombyが担当しております。サウンドは、ソウルやジャズをミックスした洗練されたものとなっており、当時の最先端をいっているものと言っても差し支えないと思います。この頃のPAGESはいわゆる玄人受けするバンドで知名度もあまり高くありませんでしたが、次作の3rdアルバムがJay
Graydonのプロデュースということで、巷のAORファンにも知られるようになりました。その後、PAGESを解散し、MR.MISTERとなってからは、83年に"Broken
Wings"や"Kyrie"などのヒット曲で、超有名バンドになりました。まあ、私としては、MR.MISTERよりもPAGES時代の方がよっぽど好きですが。
で、先ず1曲目に収められている"I Do Believe In You"ですが、発売当時に最初に好きになった曲がこの曲です。とにかく前奏の部分が最高にいかしていて、当時の産業ロックを感じさせてくれます。ちょっとだけですがハードっぽさがとても好感を持てました。メロディアス度も抜群で、最高の1曲ですね。なお、この曲は結構他のアーティストにもカヴァーされており、有名どころでは、Marty
BalinやFrank
Stalloneなどです。
2曲目の"The Sailor's Song"は、当時のFusion
Musicの匂いがたっぷりするナンバーで、とにかくバックの演奏が最高にカッコ良いナンバーです。メロディも最高です。
3曲目の"Take My Heart Away"は、このアルバムの中で、というよりPAGESのどのアルバムの中でも、私としては、一番好きなナンバーです。最高にいかしたバラード・ナンバーで、ジャジーなピアノ、短いながらもいかしたナイロン弦のギター・ソロと最高のバックのプレイ、それにかぶさるようなRichard
Pageのヴォーカルは他のどの曲より輝いていると思います。もう言うことありません。この曲も他のアーティストにカヴァーされておりますが、このHPでも紹介しておりますが、Ricky
Petersonによるカヴァーは曲自体の出来が素晴らしいこともありますが、オリジナルを彷彿させる出来となっております。
4曲目の"Future Street"は1曲目に似たタイプの曲ですが、Charles
"Icarus" Johnsonのギター・ソロがいかした曲となっています。Richard
PageとSteve
Georgeのコーラス・ワークは本当に最高ですね。
5曲目の"Who's Right, Who's Wrong"はソング・ライティングにKenny
Logginsも加わっております。メロウなバラードで、バックの切ないようなMichael
Breckerのサックスが最高にいかしてます。これぞAORというナンバーで、お薦めの1曲です。
6曲目の"Chemistry"はファンキーでソウルフルなナンバーです。これは、Bar-KaysとかCon
Funk Shunにも通ずる、まさにファンク・ミュージックです。とてもご機嫌なナンバーです。
7曲目の"Two People"は一転してメロウなナンバーで、メロディアス度も抜群といったところです。バックのSteve
GeorgeによるMoog
Synthesizerの音も良いですね。
ラスト・ナンバーの"Keep On
Movin'"も、6曲目に負けないぐらいファンキーなナンバーです。こういったファンキーなサウンドもPAGESの魅力となっているところでもあり、本当にこのバンドのセンスの良さを感じさせてくれます。 |
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