KGB
KGB
Rock
Release Date: 1976
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 39:11
Index: 1114
Stereo;
KGB (1976) (10 tracks)  39:11
01  Let Me Love You  03:32
02  Midnight Traveler  05:10
03  I've Got A Feeling  04:03
04  High Roller  03:40
05  Sail On Sailor  03:14
06  Workin' For The Children  03:20
07  You Got The Nation  03:33
08  Baby Should I Stay Or Go  05:05
09  It's Gonna Be A Hard Night  02:49
10  Magic In Your Touch  04:45
1976
Ray Kennedy : Vocals
Rick Grech : Bass
Carmine Appice
: Drums, Percussion
Mike Bloomfield :
Guitars
Barry Goldberg :
Keyboards
Purchase Date: 2005/05/06
Store: HMV
Studio: The Village Recorder
Producer: Jim Price
Label: Lemon Recordings
Cat. Number: CD-LEM-62
KGBというバンド名は、Kenndy (Ray)Goldberg (Barry)Bloomfield (Mike)の頭文字からとったものとして有名です。また、このKGBには、ほかにハードロック界きっての名ドラマー Carmine Appice Blind FaithFamilyのベーシスト Rick Grech がいる、いわゆるスーパー・バンドです。確かこのアルバムのほかにもう1枚アルバムを出して解散したと思います。
で、このアルバムは、ブルース・フィーィング溢れた逸品となっております。特に、
Ray KannedyのソウルフルなヴォーカルとMike Bloomfieldのブルース心がいっぱいのギターが最高のアルバムとなっております。
1曲目の"Let Me Love You"は、Carmine Appiceのカッコ良いドラムスから始まるブルース・ナンバーです。この1曲目からRay KennedyのヴォーカルとMike Bloomfieldのギターが最高です。
2曲目の"Midnight Traveler"は、メロディアスなバラード・ナンバーです。ソウルフルなRay Kennedyのヴォーカルがかなりいかしてます。お薦めの曲です。
3曲目の"I've Got A Feeling"は、あのThe Beatlesのナンバーです。Mike Bloomfieldのスライド・ギターの音色が最高です。バックのコーラスもファンキーな感じで、いけてます。
4曲目の"High Roller"でも、Mike Bloomfieldのスライド・ギターが聴けます。この曲は、ゴスペル調のスローなナンバーで、ソウル・ミュージックそのものです。
5曲目の"Sail On Sailor"は、The Beach Boysに提供した曲として有名ですが、後のRay Kennedyのソロ・アルバムにも収録されております。ソロ・アルバム収められた曲は、David Fosterのプロデュースということもあって、都会的な香りがするアレンジでしたが、このアルバムでは、かなりソウルしており、同じ曲ながら、聴き比べると面白いです。
6曲目の"Workin' For The Children"はレゲエ・タッチの面白いナンバーです。Mike Bloomfieldのギター・ソロがカッコ良いナンバーです。
7曲目の"You Got The Nation"はメロディアスなバラード・ナンバーです。
8曲目の"Baby Should I Stay Or Go"もソウルフルなRay Kenndyのヴォーカルとバック・コーラスがいかしたスローなソウル・ナンバーです。
9曲目の"It's Gonna Be A Hard Night"はファンキーな1曲です。この曲もお薦めです。
ラスト・ナンバーの
10曲目"Magic In Your Touch"は、最高にメロディアスな曲で、こんな曲をアルバムのラストに持ってくるところなんて、何ともニクい演出です。バックのBarry Goldbergのピアノと押さえ気味のRay Kennedyのヴォーカルが最高にいかしてます。まさにこれはAORナンバーです。もし、David Fosterがこの曲をプロデュースしたら、最高のAORナンバーとなるに違いありません。