Hi-Fi Set  (ハイ・ファイ・セット)
Golden Best (2 CD)
Japanese Pops
Release Date: 2002
Format: CD
Nr.Discs: 2
Length: 154:08
Index: 2819
Stereo; ADD
Golden Best (Disc 1) (2002) (19 tracks)  77:10
01  卒業写真  04:02
02  十円木馬  03:04
03  海を見ていた午後  03:52
04  スカイレストラン  03:12
05  土曜の夜は羽田に来るの  04:05
06  星のストレンジャー  04:32
07  朝陽の中で微笑んで  05:33
08  ジュ マンニュイ  04:21
09  フェアウェル パーティー  03:54
10  荒涼  03:15
11  真夜中の面影  03:39
12  月にてらされて  04:15
13  グランド・キャニオン  03:25
14  幸せになるため  03:35
15  星降る真夜中  03:24
16  雨のステイション  05:06
17  最後の春休み  04:37
18  DESTINY  05:12
19  緑の町に舞い降りて  04:07
Golden Best (Disc 2) (2002) (18 tracks)  76:58
01  冷たい雨  04:00
02  中央フリーウェイ  03:37
03  霧雨で見えない  04:38
04  素直になりたい  03:32
05  1999  04:36
06  星化粧ハレー  03:48
07  恋愛狂時代  04:14
08  Boy friend  04:26
09  ひときれの恋  04:24
10  Starship  04:19
11  かってなバイブル  03:50
12  誰か踊ってくれませんか  03:51
13  Paris Vision  04:44
14  プラトニックしましょ  04:30
15  永遠のSunny Days  04:27
16  Shall We Dance Again? 〜恋する80's  04:26
17  GENESIS LOVE  05:34
18  Little May Sick  04:02
2002
Purchase Date: 2005/11/15
Store: HMV
Studio: Various
Producer: Various
Label: Sony Music House Inc.
Cat. Number: MHCL-119/20
ハイ・ファイ・セットの魅力は何と言っても「山本 潤子さん」のヴォーカル・スタイルというか声そのものだと思います。これだけ美しい声の持ち主は、殆ど見かけたことはありません(八神 純子さんの声も私は大好きですが)。
安心して聴いていられるというか、心に沁みいるというか、最高にいかした声だと、私は思っております。ここまで来ると、声自体が一つのプロが演奏する最高の楽器で、とても感動するパフォーマンスを見ている、あるいは聴いているという感じです。
この
2枚組みに収められている曲は、荒井(松任谷)由実と杉 真理のペンによる曲ですが、もちろん楽曲の良さもありますが、曲を引き立てているのは、山本潤子さんの声だと断言出来ます。

荒井(松任谷)由実のペンによる曲はオリジナルも聴ける曲が多いですが、もちろん、荒井(松任谷)由実のオリジナルもかなり良い出来映えですが、このハイ・ファイ・セットによる曲の方が、声が曲にフィットしていると思います。
特に、「
海を見ていた午後」は最初に、荒井由実のオリジナルを聴いており、この時もたいそう気に入った曲でした。メロディも良かったですが、詩がとても気に入りました。その後、このハイ・ファイ・セットのヴァージョンを聴いた時のこの曲に対する心の高まりは、オリジナル・ヴァージョン以上のものでした。この曲は、まさにハイ・ファイ・セットのための曲だと思いますね。
ほかにも、「
スカイレストラン」、「雨のステイション」、「朝陽の中で微笑んで」、「冷たい雨」などのアルファ・レコード時代の曲にかなりいかした曲が多いですし、ヒットしもしています。この頃の曲は、当時良く聴いておりました。これらの曲を聴いていると、本当に山本 潤子さんの声っていかしていると思います。

ハイ・ファイ・セットのオリジナル・アルバムは殆ど廃盤になっていて、「ハイ・ファイ・ブレンド」のベスト・アルバム
3部作もかなり高額で取引されているようですが、復刻して欲しいですね。「赤い鳥」みたくBoxセットでも出ないでしょうか?