Journey
Frontiers
Hard Pop
Release Date: 1983
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 43:47
Index: 1472
Stereo;
Frontiers (1983) (10 tracks)  43:47
01  Separate Ways (Worlds Apart)  05:24
02  Send Her My Love  03:54
03  Chain Reaction  04:21
04  After The Fall  05:00
05  Faithfully  04:26
06  Edge Of The Blade  04:30
07  Troubled Child  04:29
08  Back Talk  03:16
09  Frontiers  04:09
10  Rubicon  04:18
1983
Steve Perry : Vocals
Neal Schon : Guitars
Jonathan Cain : Keyboards
Steve Smith : Drums
Ross Valory : Bass
Purchase Date: 2002/04/05
Store: HMV
Studio: Fantasy Studios
Producer: Mike Stone & Kevin Elson
Label: Sony Music Entertainment Inc.
Cat. Number: CK-67723
産業ロックの雄 JOURNEY の大ヒットアルバム。彼らの通算9作目。
JOURNEYの代表作は、前作の"Escape"を挙げる方が多くいらっしゃると思いますし、商業的にもこの"Eascape"600万枚以上売り上げたマンモス・アルバムでしたし。でも、私としては、"Escape"も捨てがたいですが、よりハードになって音も洗練されたこの"Frontiers"の方が好きです。
JOURNEYは、もともとSANTANAバンドにいた Neal Schon Gregg Rolie が中心となって1972年に結成されたバンドです。初期JOURNEYサウンドは、どちらかというとプログレッシヴ・ロック色を帯たハード・ロックという感じでしたが、1978年に Steve Perry (Vo) が加わり、さらにGregg Rolieの後任として Jonathan Cain (Key) が加入してから、歌もの中心のハード・ポップ路線となり、これが万人に受け入れられ、一躍、トップ・バンドに躍り出ました。 前作 "Escape" がその証拠のアルバムだともいえます。
で、この
"Frontiers"ですが、先にも書きましたが、"Escape"に比べ、サウンド的にはかなりハードになってます。
その代表的なナンバーが、
1曲目の"Separate Ways (Worlds Apart)"ですが、この曲は最強の産業ロック・ナンバーです。メロディも最高ですが、ヴォーカルやメンバーのそれぞれのパートも文句のいいようが無い、ご機嫌な曲です。
2曲目の"
Send Her My Love"は一転してお得意のバラード・ナンバーです。最高にメロディアスな曲です。Steve Perryのヴォーカルも最高です。
3曲目の"
Chain Reaction"1曲目同様、結構ハードなナンバーで、カッコ良い曲です。
4曲目の"
After The Fall"はミディアム・テンポのナンバーで、コーラスがいかした曲となっています。
5曲目の"
Faithfully"は、Jonathanのピアノから始まるバラード・ナンバーで、ちょっと抑え気味のSteve Perryのヴォーカルがいかしてます。途中のNealのギター・ソロも官能的で最高です。
6曲目の"
Edge Of The Blade"はギンギンのNealのギターとSteve Smithのドラムスとが絡んだ前奏から始まるご機嫌なロック・ナンバーです。
7曲目の"
Troubled Child"JonathanのキーボードにNealの押さえ気味のギターが絡む感じの曲のミディアム・テンポのナンバーですが、その中にもとてもロック・スピリットを感じる曲で、これも最高にいかしたナンバーです。
8曲目の"
Back Talk"は、Steve Smithのドラムスがカッコ良いナンバーです。この曲は、メロディよりリズムをメインとした曲となっています。このアルバムの中でもハードさが最もあるナンバーですね。
タイトル・ナンバーの9曲目の"
Frontiers"も曲の感じは違いますが、どちらかというとリズムがメインの曲となっています。
ラストの10曲目の"
Rubicon"は、かなりハードなNealのギターから始まる曲です。6曲目と似たタイプの曲で、これも最高にご機嫌なナンバーです。