Jimmy Harnen
Can't Fight The Midnight
Hard Pop
Release Date: 1989
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 46:32
Index: 2861
Stereo; ADD
Can't Fight The Midnight (1989) (11 tracks)  46:32
01  Hello  04:16
02  When The Midnight Comes  04:26
03  If She Cries  05:14
04  All Those Tears  03:50
05  Little Nikki  03:52
06  I Don't Mind  03:57
07  No Reason In The World  04:21
08  Southern Lady  03:50
09  For All The Wrong Reasons  04:25
10  Boy In Love  03:53
11  Where Are You Now  04:28
1989
Lead Vocals : Jimmy Harnen
Guitars : Michael Thompson, Steve Lukather, Albert Lee, Tim Pierce, Jon Lorance
Drums : Mike Baird
Bass : Randy Jackson
Keyboards : Phil Shenale
Additional Vocals : Kevin Cronin, Bob Caloca, Bill Champlin, Tommy Fuderburk
Purchase Date: 2005/11/25
Store: e-Bay
Studio: Ocean Way Recording
Producer: David De Vore
Label: Time Warp Records
Cat. Number: None
実をいいますと、このアルバムを購入するまでこのアーティストのことはまるで知りませんでした。
e-Bayで見つけたアルバムで、このショップでは、かなりレア物のCDがたくさんありました。以前紹介しましたFrank Stalloneもこのショップで購入したものです。ほかに、Tommy Shawの"What If"とか"Girls With Guns"やTim Feehanのセルフ・タイトルなど何枚か購入しました。しかしながら送られてきたCDはコピーのCD-Rでした。まあ、音源がCDからですので問題は無いですが、ジャケットが素人に毛がはいた程度のものでしたが。それに値段もそこそこしました。Tommy Shawの"Girls With Guns"には、送料込みで50ドル弱も払いました。それに、2ヶ月弱ほど経ちますが、いまだ送られて来ないCDが1枚あります。レアな音源を聴けたことは嬉しかったですが、このショップに対してはちょっと、という感じですね。
で、このアルバムですが、バック・ミュージョシャン、特にギタリストとバッキング・ヴォーカルを見てください。かなり贅沢な人を揃えています。およそ、内容を期待できる布陣となっております。
まさにそのとおりで、1曲目から産業ロックっぽいAORで、メロディも最高にいかしていて、申し分無い内容となっております。
1曲目の"Hello"は、各楽曲のクレジットがないため、誰かわかりませんが、カッコ良いギター・ソロから入る曲で、結構力強くも上手いJimmyのヴォーカルがいかしたロック・ナンバーとなっております。
2曲目の"When The Midnight Comes"はメロディアスなナンバーで、サビの部分がかなり良いです。詩の一部に"Can't Fight The Midnight"というフレーズがありますので、この曲が一応タイトル・ナンバーとなっております。
3曲目の"If She Cries"はこのアルバムの中で最もお薦めのパワー・バラードのナンバーです。とにかくメロディが最高にいかしてます。バックのギター・ソロもかなりご機嫌です。もう、云うこと無しのナンバーです。
4曲目の"All Those Tears"は、おそらくSteve Lukatherのギターだと思いますが、ソロがかなりカッコ良い産業ロック・ナンバーとなっております。メロディもいかしてて、お薦めの1曲です。
5曲目の"Little Nikki"でのギター・ソロは、これはまさにSteve Lukatherその人だと思います。メリハリのある曲で、曲にも力強さがあります。この曲もお薦めです。そこそこハードです。
6曲目の"I Don't Mind"では、おそらくAlbert Leeだと思いますが、スライド・ギターがとてもいかしたナンバーとなっております。
7曲目の"No Reason In The World"もバラード・ナンバーで、この曲はバッキング・ヴォーカリストによる分厚いコーラスが雰囲気を出しているナンバーです。この曲でもバックのギター・ソロ、これはMichael Thompsonか、が最高にいかしてます。
8曲目の"Southern Lady"は、ちょっとばかりJimmy Barnesみたいな感じの曲です。この曲でもバックのギター・ソロはご機嫌です。それと、ピアノの音もとても良いです。
9曲目の"For All The Wrong Reasons"もミディアム・テンポのかなりいかしたナンバーです。メロディアスさは最高ですね。バックのサックスがとてもいかしてます(クレジットが無いので誰が演奏しているかは判りませんが)。お薦めの1曲です。
10曲目の"Boy In Love"もご機嫌なナンバーで、とてもポップです。シングル・カット向きの曲といった感じの曲です。この曲もお薦めです。
11曲目の"Where Are You Now"はDAKOTAのBill KellyとJerry G. Hludzikがプロデュースした曲で、ピアノが主体のバラード・ナンバーです。メロディアス度も抜群です。この曲もお薦めです。