GTS
Tracks From The Dustshelf
Hard Pop
Release Date: 1996
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 45:10
Index: 1960
Stereo; ADD
Tracks From The Dustshelf (1996) (10 tracks)  45:10
01  Endless  04:14
02  You  03:53
03  Baby Make Time  05:12
04  Marrianne  03:51
05  Turning Over Again  04:38
06  Dream On  05:01
07  Fascination  05:08
08  Hands Of Time  04:39
09  Love Like Fire  04:29
10  The Other Side  04:05
1996
Greg Hart : Guitars
Toby Sadler
: All Keyboards, Programming, Bass
Sam Blue
: Vocals
Studio: The Attic
Producer: GTS
Label: GT Records Ltd.
Cat. Number: GT R-001
かなりマイナーな英国のバンドのアルバムですが、メロディアスなナンバーのオン・パレードで、これがとても良い。ほんのりとウエスト・コースト・サウンドの香りがします。
Tower Recordsのバーゲンで300円で仕入れました。

GTS
というバンド名は、彼らの頭文字からとったものと思われます。
1曲目の"Endless"は、最初の部分がどことなくTOTOの"Rossana"に似た曲となっています。メロディアスな佳曲です。お薦めです。
2曲目の"You"は、ミディアム・テンポのメロディアスなナンバーです。産業ロックですね。これは。そこそこフックのある曲でお薦めです。
3曲目の"Baby Make Time"はしっとりとしたメロディを持った曲です。途中のギター・ソロもとてもいかしてます。
4曲目の"Marrianne"は、これぞ産業ロックといったメリハリのあるナンバーで、"Merrianne"というコーラスのサビの部分がとてもカッコ良い。サウンドにフックもあり、メロディアスなとても良い曲です。一押しです。
5曲目の"Turning Over Again"もまさに産業ロックした曲です。バックのギター・ソロがカッコ良いナンバーです。
6曲目の"Dream On"はバラード・ナンバーです。メロディがちょっと一本調子なのが、難といえば難です。後半のギター・ソロが良いの勿体ないですね。
7曲目の"Fascination"の始まりのギターはカッコ良いです。この曲の出来はかなり良いです。ギターとキーボードの絡み合いが最高です。これもかなりいかした産業ロックです。この曲も4曲目同様かなりお薦めです。
8曲目の"Hands Of Time"がこのアルバムの一押しのナンバーで、かなり良く出来た産業ロックのバラードです。メロディも最高でいうことなしです。マイナー調の曲で日本人の琴線に触れる、そんな感じの曲です。一聴の価値ありのナンバーです。
9曲目の"Love Like Fire"もこれぞ産業ロックといった感じの曲です。この曲はコーラスの部分が魅力となっております。
ラストを飾る10曲目のの"The Other Side"もいかした産業ロック・ナンバーとなっております。この曲でのキーボード・プレイは最高です。

おそらく、このアルバムを見かけた方はそんなに多くはないと思いますが、もし中古屋さんなんかでみかけましたら、ためらわず買いましょう。産業ロック、メロディック・ロック・ファンの方には納得いただける内容となっていると思いますよ。