George Harrison (1979) (10 tracks) |
40:01 |
01 |
Love Comes To Everyone |
04:36 |
02 |
Not Guilty |
03:35 |
03 |
Here Comes The Moon |
04:50 |
04 |
Soft-Hearted Hana |
04:04 |
05 |
Blow Away |
04:00 |
06 |
Faster |
04:48 |
07 |
Dark Sweet Lady |
03:22 |
08 |
Your Love Is Forever |
03:48 |
09 |
Soft Touch |
03:59 |
10 |
If You Believe |
02:59 |
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1979
Dark Horse/Warner Bros. 9 26613-2 1979 Ganga Distributors, B.V. |
Studio: FPSHOT |
Producer: George Harrison & Russ Titleman |
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Label: Dark Horse |
Cat. Number: Unknown |
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George Harrisonが,1979年に発表したDark
Horseレーベル移籍第2弾。
彼が自信を持って発表したこのアルバムですが,商業的には不振に……。でも,私としては,このアルバムは彼の最高傑作だと思っています。
サウンドが明るくなったと思いませんか?
それまでの彼のサウンドのイメージは暗さを感じていましたが(だからと言ってキライだとか思ったことは,もちろんありません),1曲目のEric
Claptonのギター・ソロで始まる
”Love Comes To
Everyone”は,曲調が明るく最高の曲ですし,このことは全体的に言えると思います。特にこの1曲目は,私としては,彼がソロ活動してからのベスト・ソングだと思います。
2曲目の”Not
Guilty”は,The
Beatles時代の曲で,原曲はAntholgy
IIIに収められていますので,聴き比べると面白いと思います。完成度としては,当然このソロ作の方が高いと思いますが,曲自体が素晴らしいのに何故The
Beatles時代,この曲がお蔵入りしたのでしょうね?
3曲目の”Here
Comes The Moon”は,題名からわかるように,”Here
Comes The Sun”を裏返したような曲で,”Here
Comes The Sun”を明とすれば,こちらは暗とでも表現できる曲調となっております。そういえば,前々作の”Extra
Texture”でも”This
Guitar”という曲で,The
Beatles時代の”While
My Guitar Gently Weeps”ねらいの曲がありましたが,guitarの泣きはそこそこでしたが,曲の出来は,”While
My Guitar Gently Weeps”に数段落ちるものとなってましたっけ。
5曲目の”Faster”は,当時,GeorgeがF-1レースに相当興味を持っていた証の曲ということで有名です。
7曲目の”Dark
Sweet Lady”は,このアルバムの中で2番目に推す曲です。メロディがたまらなく良いですね。
あと,8曲目の”Your
Love Is Forever”や10曲目の”If
You Believe”など,このアルバムには佳曲がたくさん収められているのに,何故あまり売れなかったのでしょうか?
なお,このアルバムですが,最近,ボーナス・トラック付でリマスターされ,ようやく再発されました(それまでは,オークションで相当の価格が付いていたとのこと)。 |