George Benson
Livin' Inside Your Love
Smooth Jazz
Release Date: 1979
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 66:43
Index: 2137
Stereo; ADD
Livin' Inside Your Love (1979) (12 tracks)  66:43
01 Livin' Inside Your Love  06:37
02  Hey Girl  04:31
03  Nassau Day  06:10
04  Soulful Strut  05:38
05  Prelude To Fall  06:30
06  A Change Is Gonna Come  03:43
07  Love Ballad  05:16
08  You're Never Too Far From Me  06:44
09  Love Is A Hurtin' Thing  04:25
10  Welcome Into My World  04:09
11  Before You Go  06:28
12  Unchained Melody  06:32
1979
George Benson : Guitars, Vocals
Ronnie Foster : Fender Rhodes, Mini-Moog
Jorge Dalto : Acoustic Piano, Clavinet, Fender Rhodes
Ralph MacDonald : Percussion
Steve Gadd : Drums
Will Lee : Bass
Earl Klugh : Acoustic Guitar
Phil Upchurch : Rhythm Guitar
Greg Phillinganes : Fender Rhodes on Track 2
Stanley Banks : Bass on Track 8 & 11
Robert Popwell,Jr. : Bass on Track 5,7 & 10
Mike Mainieri : Vibes on Track 5
Studio: Atlantic Recording Studios etc.
Producer: Tommy LiPuma
Label: Warner Bros. Records
Cat. Number: 3277-2
George Bensonは良いアルバムを沢山出していて、選ぶのに苦労しました。
特に彼については、
"Breezin'"以前、以降とサウンドに大きな変化がありました。私は、当然"Breezin'"以降が好きですが。ヴォーカル入りナンバーが多くなった"Breezin'"以降、どちらかというと、FusionSmooth JazzというよりBlack Contemporaryに近い感じがします。
このアルバムですが、当初アナログの時は、2枚組のレコードでした。CD化され、2in1という形で出され、特に最近では、新品で10$を切った値段で売っておりますので、チョーお買い得になっています。
1曲目のタイトル・ナンバーで、Earl Klughが作った曲の"Livin' Inside Your Love"の出来は最高です。George Bensonのギターとスキャット風のヴォーカル、極めつけは、Earl KlughAcoustic Guitarのソロでしょうね。ご機嫌なナンバーです。
2曲目の"Hey Girl"では、ギターに負けないぐらいのGeorge Bensonのヴォーカルが聴けます、本当に歌も上手いです。情感がこもっています。この曲での、Jorge DaltoAcoustic Pianoのソロもたまらないですね。
3曲目の"Nassau Day"は、ちょっとばかりファンキーなナンバーで、George Bensonのギターも弾んでいます。
4曲目の"Soulful Strut"は、テンポの良い曲で、George Bensonのギターも3曲目同様に弾んでいます。こちらの曲はメロディもいかしていてお薦めの1曲となっております。今頃(夏)聴くのにもってこいの曲ですね。
5曲目の"Prelude To Fall"は一転して、バラード・ナンバーです。ここでは、作者のRonnie Fosterのピアノ・ソロを聴くことができます。
6曲目の"A Change Is Gonna Come"では、ソウルフルなGeorge Bensonのヴォーカルが聴けます。かなりいかしたメロディアスなソウル・ナンバーです。
7曲目の"Love Ballad"は、このアルバムの一番のお薦めです。この曲でもGeorge Bensonのヴォーカルを聴けますが、最高にご機嫌なAORUrban Blackです。George Bensonのギターもヴォーカルも、また、バックの演奏も、さらにメロディも最高の曲で、言うことなしです。とにかく聴いてみてください。
8曲目の"You're Never Too Far From Me"は、ストリングスが効果的に使われていて、George Bensonのナイロン弦を使ったようなギターの音色が最高です。
9曲目の"Love Is A Hurtin' Thing"でもバックのストリングスが雰囲気を醸し出していて、それに乗ったGeorge Bensonのヴォーカルがたまりません。途中のGeorgeのスキャットも良いですね。この曲でもJorge Daltoのピアノ・ソロがとても素敵です。
10曲目の"Welcome Into My World"でもGeorge Bensonのヴォーカルが聴けます。本当にGeorge Bensonという人は、ヴォーカリストとしても超一流だと感じさせます。
11曲目の"Before You Go"は軽快なテンポの曲で、この曲では、Ronnie FosterMini-MoogJorge DaltoFender Rhodesのソロを聴けます。この曲も4曲目と同じように今の季節に、カー・ステレオでフル・ヴォリュームで聴くには最高の曲ですね。
ラストの"Unchained Melody"は、もちろんあのThe Righteous Brothersの曲として超有名な曲です。ここでのGeorge Bensonは情感たっぷりに歌い込んでいます。オリジナル・ヴァージョンよりこちらの方がいかしてるかも。