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Adult Contemporary |
Release Date: |
1988 |
Format: |
CD |
Nr.Discs: |
1 |
Length: |
40:23 |
Index: |
85 |
Stereo; AAD |
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Fantasy (1988) (10 tracks) |
40:23 |
01 |
Keeping The Dream Alive |
04:16 |
02 |
Kissed You In The Rain |
03:48 |
03 |
Diana |
04:17 |
04 |
The Land Of Fantasy |
04:55 |
05 |
Moonlight |
03:11 |
06 |
Tears Are A Girl's Best Friend |
04:56 |
07 |
So Good |
04:07 |
08 |
Forever And A Day |
03:20 |
09 |
Poor Little Boy |
03:28 |
10 |
On The Run To Be Free |
04:05 |
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1988 |
Studio: Unknown |
Producer: Armand Volker |
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Label: WTG Records |
Cat. Number: PK-45141 |
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FREIHEITの正式名称は"MUENCHNER FREIHEIT"で、現在もドイツで活躍中のバンドです。このアルバムは彼らが欧米市場へ向けて製作した1枚で、同じアルバムでドイツ語で歌われたものもあります。こちらドイツ語盤はそれほどレアではないですが、このアメリカ盤はかなりレアです。
で、このアルバムですが、相当THE BEATLES、特にPaul McCartneyに影響を及ぼされているということを感じさせるものとなっております。全曲ソフィティケイトされたサウンドに包まれたAORとなっております。
1曲目の"Keeping The Dream Alive"は、London Symphony Orchestraと共演しているナンバーでAbbey
Road Studiosで録音された曲です。曲自体もヴォーカル・スタイルもPaulそっくりで、メロディアスな1曲です。
2曲目の"Kissed You In The Rain"は永遠のポップ・ナンバーといった曲で、爽やかなコーラスとメロディがとても素敵な曲です。どことなくThe
Korgisを連想させる曲で、お薦めの1曲です。
3曲目の"Diana"もコーラスが素敵なナンバーです。古き良きブリティッシュ・ポップを感じさせる1曲です。
4曲目の"The Land Of Fantasy"はこのアルバムのテーマ・ソングともいう曲ですが、彼らの特長とも言うべきコーラスは良いですが、曲自体の出来がイマイチといったところでしょうか?
5曲目の"Moonlight"もかなりThe Beatlesっぽい1曲です。アコースティック・ギター主体の曲で、例えば"Blackbird"とか"Julia"とかそんなタイプの曲です。歌い方はまさにPaulですね。
6曲目の"Tears Are A Girl's Best Friend"がこのアルバムの一押しです。曲良しメロディ良しの最高の1曲で、もう何も云う事がありません。サビの部分の何と素敵なことと云ったらないですね。これはまさにAORでしょう!
7曲目の"So Good"の出だしの部分はカッコ良い。ちょっとダンサンブルで洒落たナンバーとなっております。この曲の出来も良いですね。
8曲目の"Forever And A Day"も最高にメロディアスなナンバーです。ホントこのバンドのコーラス・ワークは最高ですね。この曲は10CCにも通じる曲で、かなりいかしてます。メロディが。
9曲目の"Poor Little Boy"を聴いてもまるでドイツのバンドとは感じさせません。これは、まさにBritish Popでしょう。
10曲目の"On The Run To Be Free"は洒落た雰囲気のAORナンバーです。メロディもかなりいかしてて、お薦めの1曲です。
以前に同じくドイツのバンドの"CHANNEL 5"を紹介した時、このFREIHEITについてもほんの少し触れ、その時は、CHANNEL 5のアルバムの方の出来が良いと書きましたが、改めてこの"Fantasy"を聴いてみると、こちらのアルバムも同じくらい最高の出来です。Amazonのマーケットプレイスでは、10,000円を超える値段で売られておりましたが、海外のネットショップなどでは、5,000円から6,000円程度で購入できると思います。まあ、この程度までならお金を払って聴く価値があるかも知れません。
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