Transfer Station (1979) (8 tracks) |
34:55 |
01 |
Gotta Feel Your Love |
04:56 |
02 |
Lightning |
04:51 |
03 |
Make Me Wanna Dance |
03:36 |
04 |
Love Me Forever |
05:04 |
05 |
Fooled Again |
04:17 |
06 |
Nowhere To Turn |
03:15 |
07 |
A Woman Like You |
04:11 |
08 |
Don't Let Go |
04:45 |
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1979
Gene Cornish : Bass
Dino Danelli : Drums, Percussion
Lex Marchesi : Guitars, Vocals
Frankie Vinci : Keyboards, Alto Flute, Vocals
Additional Musicians
Sax on "Gotta Feel Your Love" : Michael Brecker
Background Vocals on "Make Me Wanna Dance" : Ian Lloyd |
Purchase Date: 2005/02/22 |
Store: Amazon JP |
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Studio: The Power Station |
Producer: Barry Mraz |
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Label: Wounded Bird Records |
Cat. Number: WOU-9246 |
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この3rdアルバムでは、このバンドの要でもあったWally Brysonはおりません。そのためかどうかわかりませんが、サウンドも若干変化しております。メロディアスですが、パワーポップ度は後退し、AOR度が増したサウンドとなっております。
1曲目の"Gotta Feel Your Love"はメロディも申し分ないナンバーで、これは以前のFotomakerを踏襲した曲となっております。特にこの曲では、バックのサックスをMichael
Breckerが担当しておりますが、これが最高にいかしてるんです。お薦めの1曲です。
2曲目の"Lightning"は軽めのサウンドの曲で、この辺の音は新生Fotomakerといった感じで、そのサウンドはAOR的なものとなっています。メロディアス度は抜群です。
3曲目の"Make Me Wanna Dance"もFotomakerの新しい面が出ている曲です。バックのストリングの使い方がちょっとディスコっぽいですが、曲全体はポップでメロディアスです。
4曲目の"Love Me Forever"は、ディスコティークなAORといった感じです。ちょうどこの頃出されたAdrian Gurvitzの"Sweet
Vandetta"に入っているような曲で、歌い方もファルセットを多用したものとなっております。でも、メロディはとても良いですよ。これは、モロAORでしょう!
5曲目の"Fooled Again"の出だしのピアノは、一瞬Supertrampの"The Breakfast In America"かと思いました。この曲もAORっぽい1曲です。
6曲目の"Nowhere To Turn"は、若干AORっぽいですが、前作までのFotomakerサウンドです。かなりいかしたバラード・ナンバーです。メロディ最高です。お薦めの1曲です。
7曲目の"A Woman Like You"なんかも当時のAORナンバーみたいな感じの曲です。でも、メロディはかなりいかしてます。
ラスト・ナンバーの8曲目"Don't Let Go"は、最高のバラード・ナンバーです。でも、これは完全にAORナンバーです。極上のメロディにFrankieのフルートとヴォーカル・スタイル、Lexの軽めなギターが最高のAORです。
ほぼ、AORアルバムと化したFotomakerのラスト・アルバムですが、これはこれで良く出来たアルバムになっていると思います。まあ、パワーポップ・アルバムとして聴くと期待を裏切られるかも知れませんが。
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