Life For The Taking CD

Last Modified:
2005/07/21
19:04:49
Album Details
Artist Eddie Money
Cat. Number CK-35598
Label CBS Inc.
Country USA
Packaging Jewel Case
Release Date 1978
Tracks 10
Length 40:35
Sound Stereo
Genre Adult Contemporary
Collection Status In Collection
Index 511
Personal Details
Purchase Date 1987/05/10
Store Tower Records
Condition Excellent
Current Value \9.00
Disc Details
ID 14281
MS ID AC3830
freedb ID 8c09880a
Revision 23
TOC 150 21702 38232 58040 74455 88400 102340 118730 135000 156080 183167
Track List
Life For The Taking
40:35
01 Life For The Taking
04:47
02 Can't Keep A Good Man Down
03:40
03 Nightmare
04:24
04 Gimme Some Water
03:38
05 Rock & Roll The Place
03:05
06 Maybe I'm A Fool
03:05
07 Love The Way You Love Me
03:38
08 Maureen
03:36
09 Nobody
04:41
10 Call On Me
06:01
Credits
Bruce Botnick Producer
Musicians
Alan Pasqua Piano
Eddie Money Vocals, Piano, Harmonica
Gary Mallaber Drums
Jimmy Lyon Guitars
Lonnie Turner Bass
Nicky Hopkins Piano
Randy Nichols Organ
Tom Scott Horns
Notes
2006年にオリジナル・アルバムとしては11枚目の"Wanna Go Back"を出したり、他人のアルバムでリード・ヴォーカルと参加したり元気なところを見せていたEddie Moneyですが、その彼が1978年に発表した第2弾アルバムが"Life For Taking"です。

Eddie Moneyのアルバムには、1stの"Eddie Money"、4thの"No Control"、6thの"Can't Hold Back"など結構ヒットしたアルバムがありますが、私にとっては、この2ndが最もAORっぽい内容であり、収められているナンバーもとても良い出来で、彼の最高傑作だと思っております。

1曲目のタイトル・ナンバー"Life For Taking"は哀愁を帯びたハードポップのナンバーで、出だしのJimmy Lyonのギター・プレイがとても痺れるナンバーです。
とにかくメロディが最高に良く、Eddieのヴォーカルも曲に良くマッチした切なさが感じます。
CDのジャケットの中を見ると、このナンバーだけ歌詞が載っていることやアルバムのタイトルにしていることからも、Eddieの自信作だと思いますし、まさにそのとおりのナンバーだと思いますね。

2曲目の"Can't Keep A Good Man Down"はEddieお得意のストレートなロック・ナンバーです。
とてもカッコ良いナンバーに仕上がっております。

3曲目の"Nightmare"はブギー調のロックナンバーで、とにかく、Jimmy Lyonのギター・プレイが輝いております。
これもカッコ良いという表現がピッタリのナンバーです。

4曲目の"Gimme Some Water"もこのアルバムの中でも良く出来たナンバーで、アメリカン・ロックの大らかさを感じさせてくれます。
デビュー作も良かったですが、この2ndでこれだけ完成度の高い楽曲を提供出来るEddie Moneyは最高のアーティストだと思いますね。

5曲目の"Rock And Roll The Place"はタイトルどおりご機嫌なロックンロール・ナンバーです。
おそらく、バックのロックンロール・ピアノはNicky Hopkinsだと思いますが、このNickyは他のアーティストのアルバムでたくさん披露されていますが、ロックン・ロールのピアノを弾かせたら、他に追従を許さないピアニストだと思います。

6曲目の"Maybe I'm A Fool"は、Eddieの全てのナンバーの中で、私が最も好きなナンバーです。
このナンバーはまさにAORです。
メロディ最高のナンバーで、バックのストリングがとても美しいナンバーで、バック・コーラスとか、Tom ScottのサックスやGreg Phillinganesのピアノがとても素晴らしいです。

7曲目の"Love The Way You Love Me"もとてもAORしたナンバーとなっております。
このナンバーもとても良く出来ており、バック演奏が素晴らしいんですね。特にピアノとギターが。
幾分ロックっぽいナンバーですが、メロディが良いんですね。

8曲目の"Maureen"はメロディがいかしたポップなナンバーです。
このナンバーでは、バックのホーンの音がカッコ良く、クレジットを見ると、ホーン・アレンジがTom ScottとEddie Moneyとなっております。
Eddie自身がサックスを吹きますが、クレジットには無いので、このアルバムでは吹いていないのかも知れませんが、このナンバーでのホーン音はいかしてます。

9曲目の"Nobody"はミディアム・テンポのナンバーで、これもAORっぽいナンバーとなっております。
とても洒落た感じのメロディアスなナンバーで、ここでもTom Scottのサックスがご機嫌です。

ラスト・ナンバーの10曲目"Call On Me"は壮大なロッカ・バラードです。
途中のJimmy Lyonのギター・ソロはまさに圧巻です。

この頃のEddie Moneyって本当に輝いておりました。
ジャケットを見ても判るとおり、とてもカッコ良いでしょう、そう思いませんか?

また、最近、Eddieの1st、2nd、4thの3枚がかなり価格も安く再発されたみたいです。
3rdの"Playing For Keeps"と5thの"Where's The Party?"はかなり昔から中古も高いまんまですので、こちらの再発もお願いしたいのですが。