Dragon
Snake Eyes on the Paradise: Greatest Hits 1976-1989
Hard Pop
Release Date: 1998
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 77:55
Index: 188
Stereo; ADD
Snake Eyes on the Paradise: Greatest Hits 1976-1989 (1998) (21 tracks)  77:55
01  This Time  03:09
02  Get That Jive  02:48
03  Sunshine  04:53
04  April Sun in Cuba  03:27
05  Konkaroo  03:29
06  Are You Old Enough?  04:07
07  Still in Love With You  03:26
08  Love's Not Enough  03:35
09  Marc Hunter - Island Nights  03:16
10  Ramona  03:38
11  Rain  03:39
12  Magic  03:56
13  Cry  03:43
14  Wilderworld  03:50
15  Speak No Evil  04:00
16  Dreams of Ordinary Men  04:00
17  Western Girls  03:59
18  Celebration  03:55
19  River  03:27
20  Young Years  03:58
21  Summer  03:40
1998
Todd Hunter : Bass
Marc Hunter : Vocals, Saxophone, Percussion

Neil Storey : Drums
Robert Taylor : Guitars
Paul Hewson : Keyboards
Kerry Jacobsen : Drums
Billy Rogers : Saxophone, Keyboards
Richard Lee : Violin, Guitars
Terry Chambers : Drums

Alan Mansfield : Keyboards
Tommy Emmanuel : Guitars
Doane Perry : Drums
David Hirschfelder : Keyboards, Programming
Mike Caen : Guitars
Mitch Farmer / John Watson : Drums
Studio: Various
Producer: Alan Mansfield etc.
Label: Raven (Australia)
Cat. Number: RVCD-76
このDRAGONはオーストラリアのハードポップ・バンドです。
活動暦は長く70年代の初めには既にバンド活動を始めてました。現在のグループの状況はわかりませんが、少なくとも90年代の後半(97年までは存在)まで活動していたようです。
日本では80年代になってから紹介され、このアルバムにも収められている"Rain"という曲が少し知られてました。(私の不確かな記憶では、1983年に初めて日本紹介されたと思います。)
このアルバムは、その
DRAGONのベスト・アルバムです。
内容は、メロディアスな産業ロックで、なかなかといったところでしょうか。
1曲目の"This Time"は、荒削りなところもありますが、ポップな仕上がりとなっております。
2曲目の"Get That Jive"は、どこか聴いたことがあるようなメロディを持った曲で、とても聴きやすいですね。
3曲目の"Sunshine"は、メロディアスなポップ・ナンバーです。
8曲目の"Island Nights"は、あのTONY SCIUTOの大ヒットナンバーです。出来としては、オリジナルの方が断然良いです。アレンジが軽めなため、こちらはイマイチといったところでしょうか。もう少しハードに演奏しても良いと思います。
10
曲目の"Ramona"はとてもメロディアスな佳曲で、お薦めです。
そして11曲目の"Rain"ですが、このバンドを初めて日本にお披露目した曲で、エッジの効いたサウンドが魅力で、出来としてはかなり良いと思います。当時、日本ではあまり話題に上りませんでしたが、このアルバムの一押しです。
13曲目の"Cry"は、キーボードを前面に出したメロディアスなポップ・ナンバーで、これもお薦めです。
1518の曲をプロデュースしているのは、TODD RUNDGRENです。このアルバムの中でもさすが出来が良く、15曲目の"Speak No Evil"なんか、最高の出来となってます。
16曲目の"Dreams Of Ordinary Men"17曲目の"Western Girls"では、TODDも曲作りに関わっています。
18曲目の"Celebration"は、KOOL & THE GANGの曲のカヴァーで、8曲目の"Island Nights"とは違い、原曲と同じくらいホントにカッコ良い出来となっています。さすが、TODD RUNDGRENですね。
20曲目の"Young Years"は、Saxophoneがいかしたハードポップ・ナンバーとなってます。
このDRAGONですが、ベスト・アルバムが何枚か出ておりますので、AORや産業ロックが好きで、まだ聴いたことがない方は、一度聴いてみると良いと思いますよ。