Derek & The Dominos
Layla & Other Assorted Love Songs
Blues Rock
Release Date: 2004
Format: SACD
Nr.Discs: 1
Length: 77:00
Index: 56
Stereo;
Layla & Other Assorted Love Songs (2004) (14 tracks)  77:00
01  I Looked Away  03:06
02  Bell Bottom Blues  05:03
03  Keep On Growing  06:22
04  Nobody Knows You When You're Down And Out  04:59
05  I Am Yours  03:36
06  Anyday  06:37
07  Key To The Highway  09:40
08  Tell The Truth  06:40
09  Why Does Love Got To Be So Sad?  04:43
10  Have You Ever Loved A Woman  06:55
11  Little Wing  05:34
12  It's Too Late  03:51
13  Layla  07:05
14  Thorn Tree In The Garden  02:49
SACD
Reissued in 2004
Eric Clapton : Vocals, Guitars
Jim Gordon : Drums, Percussion, Piano
Bobby Whitlock : Vocals, Keyboards
Carl Radle : Bass
Duane Allman :
Guitars
Purchase Date: 2005/01/06
Store: Amazon JP
Studio: Criteria Studios
Producer: Tom Dowd
Label: Polydor Ltd.
Cat. Number: B0003640-36
1970年に発表された"Layla & Other Assorted Love Songs"は、Derek & The Dominosの唯一のスタジオ録音盤ですが、Super Audio CDになって2004年に再発されました。
The Yardbirds, Cream, Blind Faith, Derek & The Dominosというグループを経て、現在に至るEric Claptonですが、私は、このDerek & The Dominos時代のClaptonが一番好きです。
Jim Gordonとの不仲により解散を余儀なくされたDerek & The Dominosですが、このスタジオ録音盤以外にFillmore Eastでのライヴ盤2枚組も出ておりますが、こちらのアルバムも大好きです。あと、4枚組のBoxで、2枚目のスタジオ録音盤となる予定でしたセッションが数曲収められていましたね。
Blind Faith解散後、アメリカに渡りDelaney & Bonnieとのセッションやそれの延長線上の初ソロ・アルバムをきっかけにして、Dominosは結成されました。スワンプさがにじみ出たソロ・アルバムでは、"Let It Rain"という最高のナンバーも収められていましたね。
このいわゆる「いとしのレイラ」が発表された時は、賛否両論があり、
Cream時代からのファンからは、かなりひどくけなされてましたね。
また、当時は、
4曲目以降にDuane Allmanがスライド・ギターでセッションに参加していたことも話題になりました。Claptonのギターもかなりいかしてますが、このDuane Allmanのスライド・ギターもとてもカッコ良いです。
私は、このアルバムは最初から好きでしたね。当時、
Creamの曲でも"Strange Brew", "Crossroads", "White Room"などが好きで、"Toad"とかはちょっと苦手な曲でした。
そういう意味で、この
"Layla And Other Assorted Love Songs"(訳しますと、レイラとほかのラヴ・ソングの詰め合わせ、とでも言うのでしょうか)はブルース・フィーリング溢れるアルバムですが、ポップでメロディアスなナンバーばかりが収められていることもあって、かなり聴きこんだアルバムです。
このアルバムには、好きな曲がいっぱい詰まってますが、
"Layla"は別格として、特に好きな曲が3曲あります。
その
1曲目は、"Bell Bottom Blues", 2曲目は、"Nobody Knows You When You're Down And Out", そして3曲目が、"Have You Ever Loved A Woman"です。どれもブルース・フィーリング溢れたバラード・ナンバーです。
とにかく、メロディだけじゃなく、
Claptonのヴォーカルとギター・ソロがたまらなくカッコ良いんです。
この
3曲は、Claptonが今でも時々ライヴで演っている曲ですので、おそらく彼自身としても好きな曲なんでしょうね。
あとアルバムの
9曲目の"Why Does Love Got To Be So Sad?"なんかも好きですね。
"Layla"は誰も知っている曲で、George Harrisonの妻のPattiのことを想って書いたということも超有名な話です(その後、"Wonderful Tonight"という最高にいかしたバラード・ナンバーもありますが、これもPattiのための曲ですね)。
今では、
"Clapton = Layla"という公式が成り立っている程ですので、やっぱりこの"Layla & Other Assorted Love Songs"は、Eric Claptonの代表アルバムであることには間違いが無いところでしょうね。

全然関係ありませんが、最近、Boz ScaggsとかBobby CaldwellとかTotoなんかのアルバムがデジタル・マスタリングが施され、ものによっては紙ジャケで再発されますが、既にCDを持っていながら買い直すことが多くなりました。お金がかかってしょうがありませんね。そういえば、Badfingerも紙ジャケで再発されるんですよ。
Layla and Other Assorted Love Songs...