Dalton
Injection
Melodic Rock
Release Date: 1990
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 45:49
Index: 576
Stereo; ADD



















Injection (1990) (12 tracks)  45:49
01  Go For It!  03:28
02  Love Injection  04:04
03  Like An Angel  03:16
04  Lonely  04:48
05  Love Hurts  03:10
06  Dressed To Kill  03:57
07  Why Don't You Love Me?  04:10
08  Love Lie  03:28
09  Wild Tonight  03:37
10  Heartbroken  04:35
11  Comin' On Strong  03:41
12  Wake You Up  03:35
1990
Mats "Dalton" Dahlberg : Drums

Bo Lindmark : Vocals
Anders Lindmark : Bass
Leif Westfahl : Guitars
Ola Lindstrom :
Keyboards
Studio: EMI Studio, Sthlm
Producer: Per Blom
Label: Toshiba EMI Limited
Cat. Number: TOCP-6178

Sweden発のDALTONですが、このアルバムを含め2枚のアルバムを発表してますが、これら2枚とも最近リ・イッシューされるまで貴重盤扱いでした。このアルバムは彼らの2ndで、1stの"The Race Is On"は1987年に出されています。出来は、この2ndの方が良く、とてもいかしたメロハーとなっています。サウンド的にはBON JOVIに通ずるキャッチーで親しみ易さを持っています。
1曲目の"Go For It!"は、それこそBON JOVI風のメロディアス・ハードロックのナンバーで、キャッチーさ満点です。とても親しみ易いメロディを持った曲で、お薦めです。
2曲目の"Love Injection"はこのアルバムのタイトル・ナンバーで、特にお薦めの1曲です。最高にメロディアスです。おそらくこの曲がDALTONの中でも最高傑作でしょうね。思わず口ずさむことができてしまうメロディを持ったナンバーで、キャッチーさはピカイチです。ホント、ご機嫌な曲です。云う事なしですね。
3曲目の"Like An Angel"はシングル・カットされた曲で、こちらの曲もヒット性抜群の曲となっておりますが、シングル・カットするのであれば、もちろん2曲目の"Love Injection"でしょうね。
4曲目のLonely"はミディアム・テンポの曲ながら、かなりロックした曲となっています。メロディもそこそこで、この曲もお薦めです。
5曲目の"Love Hurts"はハード・ドライヴィングした曲で、とにかくカッコ良さが際立った曲となっています。これぞハードロックという感じのナンバーです。
6曲目の"Dressed To Kill"も5曲目と似たタイプの曲で、ハードながらメロディアスという曲です。好きですね、こういったナンバーは。
7曲目の"Why Don't You Love Me?"はバックのギターがとてもカッコ良い曲です。メロハーという曲はこんな曲のことを云うのですね。
8曲目の"Love Lie"はシンセがいかした産業ロック風のナンバーです。この曲も他の曲同様メロディはとても良いです。
9曲目の"Wild Tonight"はキーボードがカッコ良いハードロック・ナンバーです。もちろんメロディもね。
10曲目の"Heartbroken"はバラード・ナンバーです。他の曲が出来が良いのに、このバラード・ナンバーはちょっと不満ですね。曲のメロディアス度が足りない、そんな感じがします。
11曲目の"Comin' On Strong"は、メロディアス度も抜群のハードロック・ナンバーです。曲にメリハリもあり、かなり良く出来た曲で、お薦めです。
ラストの12曲目の"Wake You Up"もキャッチーでメロディアスなナンバーです。この曲もお薦めです。

このDALTONの2ndアルバムですが、再発されかなり安価で購入出来るようになりましたので、メロハー・ファンでまだお聴きになったことがない御仁がいらっしゃいましたら、是非どうぞ。気に入ること間違い無しです。