Cream
Royal Albert Hall-London May 2-3-5-6, 05 (2 CD)
Blues Rock
Release Date: 2005
Format: CD
Nr.Discs: 2
Length: 115:35
Index: 2558
Stereo; ADD
Live Recording
Royal Albert Hall-London May 2-3-5-6, 05 (Disc 1) (2005) (12 tracks)  66:35
01  I'm So Glad  06:19
02  Spoonful  07:29
03  Outside Woman Blues  04:33
04  Pressed Rat & Warthog  03:21
05  Sleepy Time Time  06:07
06  N.S.U.  06:02
07  Badge  03:59
08  Politician  05:08
09  Sweet Wine  06:29
10  Rollin' And Tumblin'  05:03
11  Stormy Monday  08:09
12  Deserted Cities Of The Heart  03:56
Royal Albert Hall-London May 2-3-5-6, 05 (Disc 2) (2005) (7 tracks)  49:00
01  Born Under A Bad Sign  05:31
02  We're Going Wrong  08:27
03  Crossroads  04:25
04  White Room  05:38
05  Toad  10:06
06  Sunshine of Your Love  08:47
07  Sleepy Time Time (Alternative)  06:06
2005
Eric Clapton : Vocals, Guitars
Jack Bruce : Vocals, Bass, Harmonica
Ginger Baker :
Vocals, Drums
Purchase Date: 2005/10/06
Store: Amazon JP
Producer: James Pluta
Tourname: Royal Albert Hall-London May 2-3-5-6, 2005
Label: Reprise Records
Cat. Number: 49416-2
かなり期待していたアルバムでした。内容もその期待を裏切らないもので、最高です。
1曲目の"I'm So Glad"は最高の出来で、往年のCreamを彷彿させてくれます。Claptonのギター、Bruceのベース、Bakerのドラムス、どれをとってもカッコ良いです。
2曲目の"Spoonful"も同じで、当時の尖っていたClaptonのギターも円熟味を増し、最近のClaptonとしては珍しくかなり弾きまくっているギターが最高です。3人によるインプロビゼーション、もうたまりません。衰えたといえ、Jack Bruceのヴォーカルがかなりいかしてます。
3曲目の"Outside Woman Blues"Creamの曲の中でもClaptonの曲として有名な曲ですが、当時と比べると、Claptonのヴォーカルがかなり違います。Cream時代のClaptonのヴォーカルは、Jack Bruceの影に隠れていましたが、Derek & The Dominosやソロ活動していくうちに、歌もかなり上手くなり、最近のClaptonはそのヴォーカルにも円熟味が増し、ギタリストとしても、またヴォーカリストとしても超一流と言えるでしょうね。
4曲目の"Pressed Rat & Warthog"Ginger Bakerのリード・ヴォーカルによる渋い曲です。Bakerはあまりリード・ヴォーカルをとっていませんが、"Toad"など彼のペンによる曲で、渋いヴォーカルを聴かせてくれます。
5曲目の"Sleepy Time Time"は、Cream時代のライヴでとても好きな曲のうちの1曲でした。この曲ほどライヴに向いている曲はないのでは、と感じさせるそんな曲です。Claptonのギターが最高にカッコ良かったCream時代の曲と変わらず、この年になってもClaptonのギターは、何も言うこと無しです。
6曲目の"N.S.U."もライヴでの曲がカッコ良かった曲です。Jack Bruceのヴォーカルの迫力はやっぱり当時の方がありましたが、それでも、この3人の演奏でしたら許してしまいます。
7曲目の"Badge"Cream時代のClaptonの曲として超有名曲です。George Harrisonとの共作によるナンバーですが、Claptonのソロ・コンサートでは欠かすことのなかった曲です。おそらく、Claptonにとってもかなり思い入れのある曲なんでしょうね。当時からそうですが、ClaptonのギターのカッティングとBruceのベースで始まる最高の曲です。
8曲目の"Politician"は、Jack Bruceのベースが最高のナンバーですが、やっぱりスゴイですね。この曲でも、Bruceのヴォーカルとベース、Claptonのギター、Bakerのドラムス、どれをとっても最高です。ホント、もう何も言うことはありません。
9曲目の"Sweet Wine"は、Ginger Bakerのペンによる曲ですが、この曲もライヴ向きの曲ですね。最高にいかしてます。
10曲目の"Rollin' And Tumblin'"は、ブルース・フィーリング溢れるナンバーです。Bruceのハーモニカも健在です。
11曲目の"Stormy Monday"でのClaptonのブルージーなギターは、もう最高で涙が出るくらいです。
Disc 21曲目"Born Under A Bad Sign"も何も言うことはありません。Cream最高!!の曲です。
2曲目の"We're Going Wrong"は、Ginger Bakerのドラムスが特にカッコ良いです。もちろん、Jack Bruceのヴォーカルも、さらにClaptonのギターもですが。
3曲目の"Crossroads"は、Claptonのソロ・コンサートで何度も演奏されていますが、"Wheels Of Fire"に収められていたヴァージョンが一番カッコ良く、ここに収められている曲も、それを上回ることは出来なかったですが、大好きな曲ですので、まあ、許しましょう。
4曲目の"White Room"Creamの大ヒット・ナンバーです。Claptonのギター・ソロが特にカッコ良いナンバーでした。ここに収められているナンバーも迫力のある前奏から始まりますが、後半のClaptonのギター・ソロが、まあこれでも良いのですが、あのワウワウしたところが無くちょっと不満といえば不満です。
Creamのライヴでは欠かすことの出来ない5曲目の"Toad"ですが、Ginger Bakerの代表曲ですが、Baker、ドラムス最高!!の曲です。ClaptonBruceBaker3人による楽器のバトルはもう筆舌に尽くし難いものがあります。
6曲目の"Sunshine of Your Love"は、ロック界にインプロビゼーションをもたらす結果となった曲で、彼ら3人によるインプロビゼーションは、ロック界の歴史となることは間違いの無いところです。当時は、それだけ強烈でした。ここに収められている曲も最高にカッコ良いです。

もうすぐ、このコンサート模様を収めたDVDが出る予定となっています。今から、とても楽しみしています。