Badfinger
Straight Up
Power Pop
Release Date: 1971
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 65:00
Index: 307
Stereo; ADD
Straight Up (1971) (18 tracks)  65:00
01  Take It All  04:26
02  Baby Blue  03:37
03  Money  03:29
04  Flying  02:38
05  I'd Die Babe  02:33
06  Name Of The Game  05:19
07  Suitcase  02:52
08  Sweet Tuesday Morning  02:31
09  Day After Day  03:10
10  Sometimes  02:56
11  Perfection  05:07
12  It's Over  03:34
13  Money  04:20
14  Flying  02:25
15  Name Of The Game (Original Version)  04:27
16  Suitcase  03:20
17  Perfection  04:41
18  Baby Blue  03:35
Originally released in 1972.
Pete Ham : Vocals, Guitars, Keyboards
Tom Evans : Vocals, Bass
Joey Molland : Vocals, Guitars
Mike Gibbins : Drums
Studio: Abbey Road Studio
Producer: Todd Rundgren etc.
Label: Apple Records
Cat. Number: CDSAPCOR-19
THE RASPBERRIESと並ぶPOWER POPの雄BADFINGER3rdアルバムにして、彼らの最高傑作。
1991年の"MAGIC CHRISTIAN MUSIC"から再発が始まったAPPLEレーベルでのBADFINGERのアルバムですが、最初この情報を聞いたときは飛び上がるぐらい喜びました。それまでは、アナログ・レコードも手の届かない価格が付いていたし、アナログ落としのブートCDもそこそこの値段が付いていました。THE BEATLESCD化の時と同じくらい、否、それ以上かも、嬉しかったですね。それも、ボーナス・トラックが沢山ついてでしょう。それから、APPLE最後のアルバム"ASS"が出るまで4年ほどかかりましたが。あと、ついでにLON & DEREK VAN EATONCD化して欲しかったですが。
この
"STRAIGHT UP"は、TODD RUNDGRENのプロデュースのもと、BADFINGERの魅力が全て引き出されているといっても過言ではないと思います。なお、5,6,7,9曲目は、GEORGE HARRISONがプロデュースしております。
2曲目の"BABY BLUE"は彼らの大ヒット曲じゃないけど、彼らの代表曲であることは紛れもない事実でしょう。最高にいかしたナンバーで、これぞPOWER POPです。
1曲目の"TAKE IT ALL"もかなりいかしたミディアム・テンポのロッカ・バラードです。

5曲目の"I'D DIE BABE"は聴いたとたん、GEORGE HARRISONのプロデュースだということがわかる曲です。
6曲目の"NAME OF THE GAME"は、美しいバラード・ナンバーでとてもメロディアスで、"WITHOUT YOU"を彷彿するぐらいです。こんな曲を聴いていますと、PETE HAMは、稀代のメロディ・メーカーだと思いますよ、ホント。
7曲目の"SUITCASE"8曲目の"SWEET TUESDAY MORNING"は、JOEY MOLLANDのペンによる曲ですが、JOEYBADFINGERへの加入は、サウンドに大きな変化をもたらしたと思います。音がかなりハードになり、そのことは、次のAPPLEレーベル最後のアルバム"ASS"で良く出ていると思います。その後のJOEYの活躍を考えると功績はかなりあると思いますが、ただ、私としては、BADFINGERのサウンドの要は、あくまでもPETE HAMであり、TOM EVANSだと思っておりますので、JOEYが今もBADGINGER名義で活動していることには、かなりの違和感をもっております。
9曲目の"DAY AFTER DAY"は、"NO MATTER WHAT"と並ぶ彼らの大ヒット曲です。何度聴いても最高にいかしてて、飽きることが全く無い曲です。
11曲目の"PERFECTION"PETE HAMのペンによる曲ですが、最高です。
1317曲目は、ボーナス・トラックで、オリジナル・ヴァージョンとなっております。これらの曲のプロデュースはGEOFF EMERICKです。
18曲目の"BABY BLUE"は、US SINGLE MIXとなっております。


ところで、このBADFINGERのAPPLEリリースのアルバムですが、2月に紙ジャケで再発されます。日本だけでの発売ですので、売り切れ後は、レア盤必至ですね。
それと、POWER POP関係では、THE RASPBERRIESのオリジナル・アルバム全4枚が、また、FOTOMAKERのオリジナル・アルバム全3枚が再発されました。とても嬉しい限りです。
ストレート・アップ(紙ジャケ...