AOR
Nothing But The Best
Adult Contemporary
Release Date: 2004
Format: CD
Nr.Discs: 1
Length: 72:46
Index: 189
Stereo; AAD
Nothing But The Best (2004) (15 tracks)  72:46
01  Desperate Dreams  05:28
02  In My Crystal Ball  05:11
03  Only In My Dreams  05:10
04  Leave Her To Heaven  04:24
05  On Dangerous Ground  04:59
06  The Way Of The Night  04:28
07  Teach Me How To Love You Again  05:51
08  Worlds Away  05:59
09  Don't Let Her Go  04:57
10  You're My Obsession  03:30
11  Never Gonna Let Her Go  05:50
12  Love Has Found Its Way  04:16
13  Sensation  03:58
14  Lost In Your Eyes  04:26
15  A Quiet Storm  04:19
2004
Lead Vocals : Bill Champlin, Dane Donohue, Fergie Fredriksen, Goran Edman, David Roberts, Steve Overland, Michael Ruff, Rick Riso, Chris Demming, Doug St John
Guitars : Frederic Slama, Tommy Denander, Steve Lukather, Michael Landau, Bruce Gaitsch, Michael Thompson, James Harrah, David Williams, Andre Harald
Keyboards : David Diggs, Peter Hume
Saxophone : Brandan Fields, Dave Boruff, Tom Saviano
Bass : Hussain Jiffry, Eddie Watkins,Jr
Drums : Vinnie Colaiuta, Ed Greene, Carlos Vega, Joey Heredia, Pat Thern
Backing Vocals : Richard Page, Steve George, Janey Clewer, Rachel Diggs, Charlie Bleak, Kristoffer Lagerstrom, Fredrik Antblad, Tom Bailey, Johan Sahlen
Studio: Various
Producer: Frederic Slama etc.
Label: Cool Sound Inc.
Cat. Number: COOL-113
フランスのAOR仕掛け人Fredric Slamaのプロジェクト、その名もAORのベスト・アルバム。既に1st2ndはレア・アイテムになっており、このアルバムで、それらの何曲かを聴けるのは嬉しい限り。
参加している
Back Musicianもウエスト・コーストを代表する有名人ばかりです。 
1,2,3曲目は、新録で1曲目の"In My Crystal Ball"2曲目の"Only In My Dreams"では、あのDane Donohueがリード・ヴォーカルをとっています。"In My Crystal Ball"は洒落たAORナンバーで、未だ若々しさを保ったDane Donohueのヴォーカルがカッコ良いです。"Only In My Dreams"は、Tommy Denanderのギター・ソロがとてもカッコいいミディアム・テンポのナンバーです。
3曲目の"Desperate Dreams"では、元TOTOFergie Fredriksenがリード・ヴォーカルをとっています。Fergieのハイトーン・ヴォーカルがいかしたメロディアスなナンバーとなっています。この曲でもTommy Denanderは最高ですね。
4曲目の"Leave Her To Heaven"では、ハードロック界の名ヴォーカリストGoran Edmanがリードをとっています。当然メロディアス・ハードロック然とした佳曲です。
5曲目の"On Dangerous Ground"では、何と、あのDavid Robertsがリードをとっていて、とてもいかしたバラード・ナンバーとなっています。All Dressed UP1枚でAORファンの心を掴んだDavid Robertsですが、こうしてカム・バックしてくれたことは嬉しい限りです。新作を期待しちゃうし、All Dressed Upも相当なレア・アイテムになっているので再発して欲しいところです。
6曲目の"The Way Of The Night"は、すでに廃盤となった1stアルバムのL.A. Connecssionからのセレクトで、Pagesのバッキング・ヴォーカルとMichael Thompsonのギターが光る1曲となっています。
7曲目の"Teach Me How To Love You Again"では、Bill Champlinがヴォーカルをとっています。イントロの
Brandan FieldsSaxがいかしてます。もちろん、Billのヴォーカルも。
8曲目の"Worlds Away"では、Michael Ruffがヴォーカルをとっています。メロディアスなバラード・ナンバーです。
9曲目の"Don't Let Her Go"は、Fredric Slamaのギターがいかしたハード・ポップ・ナンバーとなっています。
10曲目の"You're My Obsession"は、またまた、Tommy Denanderのギターがいかしたナンバーで、産業ロックのバラードといった感じです。
11曲目の"Never Gonna Let Her Go"では、CCM界のヴォーカリスト、Rick Risoがヴォーカルをとっています。メロディアスなバラード・ナンバーで、Steve LukatherMichael Landauのギターがカッコいい曲です。
12曲目の"Love Has Found Its Way"は、1stアルバムからのカットで、この曲を聴けるのは、嬉しい限りです。最高のバラードです。
13曲目の"Sensation"は、再びGoran Edmanがヴォーカルをとっている曲で、4曲目同様メロディアス・ハード然とした曲です。この曲でも、Tommy DenanderGOOD!
14
曲目の"Lost In Your Eyes"は、Bill Champlinがヴォーカルをとっています。この曲はお薦めです。Steve Lukatherのギター・ソロ、やっぱ、カッコいいですね。
前の
13曲目とは、全く違ったサウンドで、この落差が良いのかも。Fredric Clamaの幅広い音楽性を感じます。
アルバム最後の"A Quiet Storm"は、モロ産業ロックを感じさせる曲となっています。
以上
15曲、全作詞作曲はFredric Slamaですが、相当有能なコンポーザーだと思います。