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![]() Last Modified: 2008/08/11 16:01:05 |
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A & Mレーベルでの最後のアルバム。 プロデュースはNick DeCaroが担当しておりますが、これがそれらしくない内容で、発表した時期が良くなかったのか、また、レーベルから強要されたのか、ディスコっぽいナンバーが何曲か収められております。 前3作までは、Alessiらしさが顕れていた内容でしたが、本作では、もちろん、あのハーモニーは健在ですが、曲がイマイチといったところもあります。 カヴァー曲が3曲収められておりますが、その内の1曲目"Gimme Some Lovin'"はSpencer Davis Groupのカヴァーですが、アレンジがディスコ調で、イマイチといった感じです。 また、8曲目の"I Wish That I Was Making Love (To You Tonight)"はJerry Corbettaのカヴァーで、彼の1978年のソロ・アルバムにも収められていたナンバーです。 このナンバーについては、オリジナルもメロディアスなナンバーですので、Alessiにもピッタリはまっています。 ラストの9曲目"Hot Fun In The Summertime"はThe Beach Boysがオリジナルです。 これが完全にディスコしたアレンジとなっていて、これじゃThe Beach Boysもそうですが、Alessiも可哀そう、といった感じです。 でも、3曲目のタイトルナンバー"Words And Music"辺りはアレンジはディスコ調ですが、メロディアスなAORナンバーで、The Bee Geesにも通ずるところがあります。 お得意のファルセットにハーモニーということで、これはAlessiしてますね。 4曲目の"As Long As I Still Have You"は美しいピアノの音をバックに従えたバラード・ナンバーです。 これはとても良く出来たナンバーだと思います。 5曲目の"Midnight Low"は結構良く出来たメロディアスなナンバーで、ファルセットでのハーモニーは、The Bee Geesしております。 6曲目の"Evil Woman"も、モロ、ディスコしたナンバーです。 これでもか、というぐらいにディスコしたナンバーを並べられる、ちょっと閉口してしまいますね。 いくら、当時、世の中が空前のディスコ・ブームだったとしても、タイプが違うアーティストに強要することはなかったと思うのですが。 7曲目の"Wait For Me"は、ミディアム・スロウのナンバーで、本来のAlessiらしさが良く顕わされております。 ということで、この"Words And Music"ですが、Alessiのアルバムとしては、?というマークが付いてしまうかな。 |
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