Alan Sorrenti |
Bonno Soku Bodai |
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Adult Contemporary |
Release Date: |
1987 |
Format: |
CD |
Nr.Discs: |
1 |
Length: |
47:51 |
Index: |
2885 |
Stereo; ADD |
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Bonno Soku Bodai (1987) (9 tracks) |
47:51 |
01 |
Non Si Nasce Mai Una Volta Sola |
04:53 |
02 |
Desiderare E' Legge |
06:03 |
03 |
Tutto E Subito |
06:33 |
04 |
Il Volto Piu' Inquietante Dell' Amore |
05:39 |
05 |
Fuori Dal Buio |
05:08 |
06 |
Creature Celesti |
04:02 |
07 |
Mia Thai |
04:41 |
08 |
Vera Felicita' |
07:04 |
09 |
Come Per Miracolo |
03:48 |
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1987 |
Purchase Date: 2005/11/29 |
Store: Page One |
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Studio: White Studio |
Producer: Corrado Bacchelli |
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Label: Warner Pioneer Co. |
Cat. Number: 25XD-1081 |
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最近、市内の中古CDのバーゲンで手に入れた1枚。確か900円弱だったと思います。
Alan Sorrentiといえば、Jay Graydonがプロデュースした「サンセット・タイム」がAORファンに有名ですが、このアルバムは1987年に発表されたアルバムで、彼自身が仏教徒となったらしく、このアルバムはその後のものです。ということで、このアルバムも「煩悩即菩提」というタイトルどおり仏教を取り上げた内容となっております。
その昔、彼はプログレにも手を染めましたが、このアルバムで聴ける音は華麗なAORとなっております。全曲イタリア語ですが、COOL SOUNDから再発された"N.Y.
& L.A."や"Figli Delle Stelle"でもイタリア語でしたので、まるで違和感はありません。
1曲目の"Non Si Nasce Mai Una Volta Sola"はあの甘いAlan Sorrentiのヴォーカルが最高にいかしたAORナンバーです。メロディも良いですし、バックのサックスもとても良く、もういうことありません状態です。
2曲目の"Desiderare E' Legge"の邦題は「夢は魔法」というタイトルで、この曲も1曲目同様、ソフティフィケイトされたAlanのヴォーカルがとても良いです。まるで、The Bee
GeesのBarry Gibbみたいな感じです。この曲で、女性のへんな日本語がナレーションされますが、ちょっと笑っちゃいそうです。そういえば、Badfingerの"Know
One Knows"でも当時サディスティック・ミカ・バンドの加藤ミカが「誰も知らない」とやっていましたが、このAlanの曲では、日本人でないため、内容がちょっと意味不明なところもありますが、ご愛嬌でしょう。
3曲目の"Tutto E Subito"はファンキーなナンバーで、少しばかりディスコっぽい曲です。でも、曲はナイスです。
4曲目の"Il Volto Piu' Inquietante Dell' Amore"もバックの演奏はファンキーな1曲ですが、それに乗るAlanのヴォーカルは、あくまでもソフトで甘いです。伸びやかな宙を舞うようなヴォーカルは最高です。お薦めの1曲です。
5曲目の"Fuori Dal Buio"でのAlanのファルセット・ヴォイスは堪りませんね。この曲はバラード・タイプの曲ですが、バックの女性コーラスもいけてます。
6曲目の"Creature Celesti"もかなりいかしたAORナンバーです。メロディもとても良く、上質なAORとなっております。お薦めの1曲です。
7曲目の"Mia Thai"はこのアルバムの中で最もエスニックな香りがするナンバーとなっております。この曲でもAlanのファルセット・ヴォイスはとても素敵です。
8曲目の"Vera Felicita'"はパーカッションが魅力の曲となっております。といってもエスニックな香りはしませんし、メロディアスです。この曲でも女性コーラスが良いです。
9曲目の"Come Per Miracolo"はCDのためボーナス・トラックで、88年の「サン・レモ音楽祭」で歌われた曲のようで、他の曲とはサウンド・スタイルは違いますが、これは紛れも無いAORナンバーです。メロディも最高で、お薦めの1曲です。これぞAlan
Sorrentiといったところでしょうか。
ところで、このCDは、国内盤の中古品でしたが、こんなアルバムが日本でも出されていたのですね。ビックリです。もちろんレア盤なんでしょうが。
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