Stevie Woods
Take Me To Your Heaven
Adult Contemporary
Release Date: 1981
Format: Analog Disc
Nr.Discs: 9
Length: 38:25
Index: A-5
Stereo; 
Take Me To Your Heaven (1981) (9 tracks)  38:25
Side A  20:30
01  Fly Away  04:04
02  Just Can't Win 'Em All  04:10
03  Take Me To Your Heaven  04:03
04  Steal The Night  03:47
05  Through The Years  04:26
Side B  17:55
01 Wanna' Be Close To You  04:38
02  Read Between The Lines  03:52
03  Throw A Little Bit Of Love My Way  04:25
04  Gotcha  05:00
1981
Stevie Woods : Vocals, Guitars
Drums : Ed Greene, Ndugu Chancler, Keith Forsey, Mike Baird, James Gadson
Bass : Nathan East, Ed Watkins, Les Hurdle, David Shields
Guitars : Ray Parker,Jr., Steve Lukather, Trevor Veitch, Tim May, Paul Jackson,Jr.,Charles Fearing
Keyboards : Greg Mathieson, Clarence McDonald
Synthesizers : Michael Boddicker, Greg Mathieson
Percussion : Paulinho DaCosta
Horns : Jerry Hey, Gary Grant, Chuck Findley, Larry Hall, Gary Herbig, Ernie Watts, Bill Reichenbach
Backing Vocals : Bill Champlin, Stephanie Spruill, Marti McCall, Tom Kelly, The Waters
Studio: Rusk Sound Studio
Producer: Jack White
Label: Cotillion Records
Cat. Number: SD-5229
AORファンからCD化を切望されているアルバムの最右翼的なアルバムの1枚。黒人でありながら、その歌唱はソウルフルという感じではなく、あくまでもソフィティケイトな歌い方をするStevie Woods、そのアルバムはソフト&メロウで最高のAORアルバムとなっております。
このアルバムでは他のアーティストの曲を取り上げていますが、どの曲もStevieのために書き下ろされたようなナンバーに仕上がっています。
また、このアルバムでは、キーボーディストのGreg Mathiesonがアレンジを手がけるなどかなりの部分で関わっているようで、収められているナンバーもGreg Mathiesonと他の誰かとの共作が多いものとなっております。
全てのナンバーがAORの見本みたいなナンバーで、捨て曲なしの強力な1枚です。
A面の1曲目はPeter Allenがオリジナルのナンバーで、ビックリするぐらいPeter Allenしております。歌い方もソックリで、まるでオリジナル・ナンバーを聴いているみたいです。
2曲目は、Greg Mathiesonのペンによるナンバーで、メロディアスでメロウなナンバーで、バックのシンセはおそらくGregだと思いますが、これが最高にいかしています。また、このナンバーは、Wilson Bros.が歌ってもピッタリするようなナンバーです。
そのWilson Bros.がオリジナルのナンバーが3曲目です。オリジナルも最高の出来でしたが、このStevieのヴァージョンも相当いかしてます。アレンジもそれ程変わっておりませんし、曲自体が良いので最高の1曲に仕上がっております。
4曲目はこのアルバムのもう一人の立役者Trevor Veitchのペンによるナンバーで、Stevieのメロウなヴォーカルにピッタリのナンバーです。
5曲目はメロディアスなバラード・ナンバーです。しっとりとしたナンバーで、彼女と甘いひと時を過ごすときにピッタリのナンバーです。恋の道具としての(?)AORナンバーですね
B面の1曲目は今までと違った雰囲気のファンキーなナンバーです。こういったナンバーも悪くはありませんが、このStevieはA面のようなナンバーが良く似合うと思います。
2曲目は再びしっとりとしたメロウなナンバーです。このナンバーもGregのペンによるナンバーです。やっぱりStevieはこんなナンバーが似合います。
3曲目はCory Wellsがオリジナルのナンバーで、Jay Graydon、David Fosterが曲作りに参加しております。このナンバーに限っては、オリジナルのCory Wellsに軍配が上がりますが、曲自体が最高にいかしているので、このStevieのヴァージョンもかなり聴けます。とてもいかしたバラード・ナンバーです。
ラスト・ナンバーの4曲目は再びファンキーなナンバーですが、これはこれでまあいけてます。

それにしても、何故、これだけ待ち焦がれているアルバムがCD化されないのでしょうか?