Fortune
Fortune
Hard Pop
Release Date: 1986
Format: Analog Disc
Nr.Discs: 10
Length: 41:09
Index: 10
Stereo; 
Fortune (1986) (10 tracks)  41:09
Side A  20:36
01  Thrill Of It All  04:18
02  Smoke From A Gun  04:10
03  Stacy  04:05
04 Bad Blood  03:19
05  Dearborn Station  04:44
Side B  20:33
01 Lonely Hunter  04:28
02  Deep In The Heart Of The Night  04:11
03  Stormy Love  03:58
04  Out On The Streets  03:35
05  98 In The Shade  04:21
1986
L.A. Greene : Lead Vocals
Bobby Birch : Bass, Vocals, Saxphone
Richard Fortune : Guitars, Vocals
Mick Fortune : Drums
Roger Scott Craig : Keyboards, Vocals
Studio: Sound City Studios
Producer: Kevin Beamish
Label: Warner Pioneer Records
Cat. Number: P-13260
1度CD化されているこのFortuneのアルバムですが、現 Harlan CageL.A. Greene : Lead VocalsRoger Scott Craig : Keyboards, Vocalsがいたグループとして有名です。
グループは、
Richard FortuneMick Fortuneが中心となって、LAで結成されましたが、サウンドの要はL.A. GreeneRoger Scott Craigとなっております。
サウンドは、キーボードを主体に、ところどころサックフォンも効果的に使ったりしています。若干、
Giuffriaっぽいところがありますが、このアルバムは全曲素晴らしい出来です。
特に
1曲目の"Thrill Of It All"はメロディが最高で、これぞ良い意味での産業ロックという感じです。また、この曲は、Harlan Cage3rdアルバムでリメイクされています。アレンジもほぼそのままで、このアルバムを持っていらっしゃなければ、Harlan Cageでガマンというところですか。
2曲目の"Smoke From A Gun"も11曲目にも優るとも劣らないぐらいのメロディアスな曲です。
3曲目の"Stacy"はシングル・カットされた曲で、1,2曲目と若干雰囲気がことなるとてもポップな曲で、シングル・カットもうなづけます。
4曲目の"Bad Blood"5曲目の"Dearborn Station"もメロディアスで最高にいかしてます。
B面の1曲目"Lonely Hunter"でのシンセサイザーの使い方はもろGiuffriaといった感じです。この曲の出来もGOOD!!
5
曲目の"98 In The Shade"Harlan Cage1stアルバムでリメイクされています。
この
Fortune、まさにHarlan Cageの原点といったところでしょうか?
この
CDですが、先日海外のオークションでバカ高い値段がつけられておりました。
CD化を切に望みます。


最近AOR HEAVENを覗いたら、このFORTUNEのアルバムですが、9月の中旬にボーナス・トラックが3曲追加されて、再発されるようです。HARLAN CAGEが好き、メロディックな産業ロックが好きな方は、是非手に入れて聴いてみましょう。(2004.09.11)