アナログ発売当時、Ｊｉｍｍｙ　ＭｃＣｕｌｌｏｃｈの追悼盤として、「運命の旅立ち」の邦題で出されたＴｈｅ　Ｄｕｋｅｓの唯一のアルバム。。
Ｊｉｍｍｙ　ＭｃＣｕｌｌｏｃｈは、みなさんご存じの元Ｗｉｎｇｓで、２４歳という若さでこの世を去ってしまいましたが、Ｔｈｅ　Ｄｕｋｅｓの中心的存在でした。
ただ、サウンドの要は、Ｍｉｌｌｅｒ　Ａｎｄｅｒｓｏｎだったようで、彼のペンによる曲が多くを占めており、イギリスのバンドらしからぬ、とてもアメリカナイズされたメロディアスなサウンドとなっております。
Ａ面１曲目の”Ｈｅａｒｔｓ　Ｉｎ　Ｔｒｏｕｂｌｅ”は最高にメロディアスな曲で、アルバムの一押しです。
２曲目の”Ｌｅａｖｉｎｇ　Ｉｔ　Ａｌｌ　Ｂｅｈｉｎｄ”の出来も良いですね。
５曲目の”Ｃｒａｚｙ　Ｆｏｏｌ”はピアノの音が印象的なバラードで、旋律が美しいです。
全曲通して聴いた感想は、このＴｈｅ　Ｄｕｋｅｓはコーラスやハーモニーを重要視しているグループということですね。
結構メジャーなアルバムですので、ＣＤ化も考えられると思いますが。