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毎度!迷子王のコラムです。
今回は閣下についてのお話です。題して!!

「何でもありかよ・・・」

今回の閣下のお話はちょっと方向がずれるので、皆さんゆっくりついてきて下さい。まず、閣下の住処についてですが、地獄と呼ばれる場所に住んでいます。オーレンにある象牙の塔の最上階に出現するのもおなじみです。そもそも、私たちのいる世界と別のところからやって来ているわけです。では、地獄とはどのような原理で存在しているのでしょう?正確にいいますと原理もくそもなく、そこにあるからです。そういった空間の行き来については説明できます。

皆さんが良く使うB−TELEと呼ばれるスクロールですが、あれはどういう原理かご存知でしょうか?物体をAからBへあっという間に別の場所に移動するものですが、同時間軸上に存在するA地点の物体をB地点に瞬時に移動するのは難しいように思えます。リネージュの世界では全ての場所に簡単な座標が存在します。人間一人が立てる範囲を1セルとし世界を座標で管理しています。このときの座標には高さは無く、縦と横だけと考えてください。この座標と「ブックマークの書」を利用することで移動ができます。人間がテレポートを宣言することで、世界の各所に点在する時間軸座標管理センターへ移動の情報が入ります。そこで、瞬時に計算を行い事故(出現場所に異物があると原子転換が起こる。)が起こらないように安全な場所に転移を行ないます。このテレポートを応用しテレコやマステレ、ランテレなどがあります。この時間軸座標管理センターの場所は正確には公開されていませんが、総合管理を象牙の塔で行なっています。この理論は現在MLCでZEL屋を営むオリムが考えたものです。ただ、オリムが象牙の塔にいた時にはまだ開発はされていませんでした。当時は、次元転移の研究が進められておりその産物こそが閣下ということになります。つまり、閣下のおかげともいえる話です。

さて、これから次元転移の話になりますがただの転移よりも簡単な話です。すでに大昔から「殺しは3回で地獄行き」と魔族との契約があったので、地獄界の座標はわかっていました。この座標を使って人間界の一部を地獄界と直結したのです。人間側のメリットとしては、地獄界の支配が目的でしたが、閣下も似たようなことを考えていたのでつないだ時点で計画は白紙、封印することになったわけです。

皆さんはこの世界で脅威という言葉を耳にしたことがあると思います。でも、実は脅威でもなんでもないのです。本来、魔法研究などをする施設は下階に作られます。実験を失敗した時に極力被害を抑える為です。ですが、塔の最上階に作ったのはわけがあります。象牙の塔はそもそも魔法研究の為に作った施設でないのです。本当はアデン観光協会管理の観光スポットです。観光の目玉としても地獄界がほしかったわけですね。オリムの理論では失敗は絶対にないという確信があったので最上階に作ったということです。(「リネの魔法化学は世界一〜!」シュトロハイムならこういうだろうさ。)ではなぜ、今は脅威なのかというとオリムがとんずらこいたのが原因です。彼は、ほとんどの実験を一人でやっていましたし、部下(カスパーズ)には命令するだけで説明はしていませんでした。アデン国王もオリムには絶対の信頼を置いていましたので、全てまかせっきりの状態でした。結局、オリムがいなければ何もできないということです。観光協会及び国王は、カスパーズに罪をなすりつけオリムを探させる様仕向けたので皆さんMLCにいるわけです。

前置きが長くなりましたが、本題に入りたいと思います。閣下がたくらんだ計画についてです。象牙の塔の名は、オーレン地方の気候(洞窟のねぇさんのせい)から象牙のように美しい塔というところから付けられた名前です。でも、閣下は象牙でできていると思っています。ただ、いつもの勘違いではありません。閣下は頭がいいので裏の裏を読んで象牙でできていると確信しているだけです。しかし、魔族が象牙など何に使うのでしょうか?

それは、「印鑑」です。これを元にあやしい宗教団体を作る為です。黒水牛という手もありますが、彼はミーハーなので象牙が良いそうです。その証拠に送り込んだ部下たちは役割されています。(右図参照)

印鑑ができたころあいをみて閣下が降臨し鑑定するわけです。いっしょに連れてくるのは、作業要員と他の鑑定士及びファンです。これを各地域に住む派遣員に配り売る。というのが、彼の計画です。

名前役割及び作業工程
アイアンゴーレム@壁を砕きます。(パンチで)
ミミックA@で得た壁をいい大きさに砕きます。(口で)
リビングアーマーBAで得た物を両断し、印鑑のサイズにします。(刀で)
デスC字を彫ります。(鎌で)
ゴーストD仕上げに体で磨きます。(いい感じのローション)
閣下E鑑定します。


この計画はいまだ実行中ですがなかなか印鑑ができません。象牙の塔の中には一部の装飾に象牙が用いられているので、気付きません。こちらとは時間の流れも違うので、いまだ騙されているという結論に至ってないのも事実です。

余談ですが、ネクロもあやしい宗教団体の一員です。


結局は全部オリムが悪い!

と、言う結論だな。

みなさんも印鑑や水晶玉には気をつけましょう。

うちはほとんどのクラン員がひっかかりそうだしな・・・・。

以上、コラムでした。