『豊田勇造/血を越えて愛し合えたら』

(TOYODA YUZO/UNIVERSAL FREEDOM)

《オリジナル盤 1980年発売 ワーナーパイオニア M-11113EL》 《1990年再発 VILLAGE PRESS VP*S003 LMCD-1155》
【曲目】1.大きな自由/2.台湾/3.越えて行け優しさを/
 4.北海道の朝/5.殺そうと思うだけで良かったのに/6.憧れのジャマイ
 カ/7.ジャナイカ ジャマイカ

フォークシンガーの豊田勇造がジャマイカのレゲエに憧れ、世界的にもレ ゲエが注目を浴びていた1980年にキングストンに自ら乗り込んで現地のミュー ジシャン達と録音したアルバム。 曲は全曲、豊田勇造のオリジナル。6/8拍子の「台湾」では現地のミュージ シャンはかなりとまどったようだ。 幾多の困難を乗り越え、レコーディングは成功した。 念願のジャマイカ・レコーディングを実現した行動力と熱い想いは、この アルバムからも充分に伝わってくる。 「越えて行け優しさを」は、実にすばらしい録音だ。 CD再発時にはジャケットが変わりライナーも簡略されてしまった。 解説にはこのアルバムの制作を実現させるまてせの課程やキングストンの 音楽シーンの状況が書かれていて、非常に充実していたので残念。 『ミュージック・マガジン』の1980年6月号に記事が出ている他、豊田勇 造自身の著作『歌旅日記 ジャマイカ−日本』(プレイガイドジャーナル 社)にも詳しく載っている。 発売当時のNHK FM「サウンド・ストリート」でも2週に渡って特集された。                     1996年11月3日 小林アツシ

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