『休みの国』

(YASUMI NO KUNI)

《1969年6月発売/『岡林信康リサイタル』とのカップリング》
(曲目)1.第5氷河期/2.Union Strip/3.悪魔巣取金愚/4.旅するおばさん
 /5.鳥葬の唄/6.楽しいさすらい人/7.Let's Drop Dead/8.追放の歌

『休みの国』というアルバムは、『岡林信康リサイタル』とのカップリン グでURCレコードの会員第3回配布として発表された純粋なるファース ト・アルバムと、のちにセカンド・アルバムとして発表されるはずだった アルバムと混ぜ合わせて発売された駱駝のジャケットのアルバムと2種類 ある。 最初にCD化したのは前者(岡林の部分は未収録)で、現在出ているもの は後者になる。ここでは、オリジナルを尊重して前者のCDを紹介する。 前者に収録され後者に収録されていない曲は、「鳥葬の唄」は傑作。この 曲や、時代を感じさせる「Let's Drop Dead」などを聞いていると元祖パン クという気さえしてくる。 最後の曲「追放の歌」は、休みの国の代表曲といっていいすばらしい曲だ。 ボーカルの高橋照幸(カイゾク)の歌は、けっして上手いわけではないの だが妙な味がある。 「追放の歌」の最初の歌い出しを聞いただけで、なんともいえない感慨を 抱いてしまう。 バックの演奏を努めるのは、早川義夫を除くジャックス後期のメンバー。 遠藤賢司もハーモニカで参加している。 なお、高橋照幸はその後、休みの国という名前を使わずに活動していたが '90年代になって再び休みの国として不定期だが活動を続けている。                     1996年11月3日 小林アツシ

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